その頃ジュラ・テンペスト連邦国では。。。

 

「リムル様!また偽物が人間を襲ったとの情報が!」

「なんだって!?」

リムルは偽物の出現に頭を悩ませていた

「見た目もスキルも同じ。。。一体どうなってんだ。。。」

リムルが頭を悩ませていると口を開いたのはリグルドだった

「見た目がリムル様と同じということで魔物たちも混乱しているものや疑うものまで出てきています。これはジュラ・テンペスト連邦国の危機であります!このままリムル様が人間を襲えばこの国もただではすみません!」

「俺じゃない!」

「失礼しました。。。では偽物のリムル様ということでニムルと呼ぶことにしましょう!」

「そのニムルだが。。。何か情報はあるか?」

「噂ではありますがリムル様の子どもや双子など。。。色々な説が出ていますがスキルまで一緒になることはありません。そして一番困ったことは。。。」

そう言い出したのはベニマルだった

「ああ。。。俺と同レベルの強さってことだ。。。ニムルと互角に戦えるのは俺だけだ」

「そのニムルは魔王にもなっているということですか?」シオンが訪ねる

「多分な。。。そしてクレイマン達はこのことを知っている」

そうリムルが答えると動揺が走った

「魔王がここまで暴れてるんだ。。。他の魔王が口出ししないのはおかしい」

「確かに。もしそうならクレイマン達はニムルの正体を知っていることになります」

「そうだな。。。だが知らせに来ないということは教える気がないということだ」

みなで頭を抱えていると口を開いたのはシュナだった

「リムル様。この国は我々に任せてニムルを探すのはどうでしょう?」

「そうだな。すぐしたくをする!一緒に行くのはベニマル・ソウエイ・ハクロウ!頼めるか?」

「共にニムルを叩きのめしてやりましょう!」

そうベニマルが言うとハクロウとソウエイはうなずいた

「この国にもいずれ来るかもしれない。その時は戦わず民を連れて逃げてくれ!」

「かしこまりました。お気をつけて。。。」