自作ガラスカレット | おおかみ屋日誌

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柩蒼志個人サークル「おおかみ屋」。
茨城県を拠点にイベント出店中。
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現在ビーズ・切り絵・レジンメイン。ジャンル雑多。

ガラスカレット。
長くレジンをやってる方ならご存知の素材かと思います。
ガラス細工の作業過程で出るガラスの破片や端材のことですな。
これをレジンの中に入れると綺麗なんです。
でもこれがなかなか見つからない…
むしろ周りでガラスカレットを知ってる人が少ないといったらもう;

いざ次回作に使おうと通販サイトを検索してみれば気軽に使える量がない!!
10g前後で500円以下と安いかったから注文しようとすれば送料が1000円…
他にないかと調べると複数の色混合の1kgが2000円以下…
送料を考えるとこっち買った方がいいですが、はたしてこんなに使えるか?
うんにゃ使えない;毎日大量に作っている作家さんじゃないと無理だ;
使ったことない材料は取扱いが分からないし、これが理想通りに使えるかが問題。
そう思うと手軽には使うには値段的に厳しい;

そして思いついた。ガラスカレットを作ろう。

毎度の自作です。今回は材料そのものを制作しました。
ニコ生でも砕く工程などを放送しました。
ガラス細工作家さんのツイートとクラックビー玉を作っていた後輩からヒントをもらいました。
なので、ガラスカレットの作り方をまとめておこうと思います。
自己流なので危険な個所があるやもしれませんのでご注意ください。


*材料と道具*
・保護メガネ
  100均でも売っているしホームセンターで買っても200円ほど。
  万が一、ガラスが砕けて目に入るのを防ぎます。
  不安な人は不織布のマスクもあってもいいかもしれません。
・軍手
  ガラスを扱うので必須です。素手で扱うと細かい破片で切ってしまいます。
・ハンマー
  その名の通り、砕くために必須です。ストレス発散にも役立つ。
  鉄製のハンマーがベストかと。
・マスキングテープ
  安全にガラス棒をフライパンに入る程よい長さにするために使います。
・フライパン
  100均で売っている安いもので十分です。
  乾煎りさせるのでテフロン加工はないほうがいいようです。
・口が大きめなボール
  ガラス棒を冷やすのに必須。水をいれて氷を入れておいてください。
・おぼんもしくはバット
  ガラスを砕くときに下に置いておくものです。破片が飛び散るので注意。
・厚手のポリ袋
  ガラスを本格的に粉砕するときに使います。厚手じゃないとガラスで破れます。
  大きいものとチャック付のものの2種類が必要です
・ペンチ
  これも砕くときに使います。
・キッチンペーパー
  ガラスの水けを切るために使います。
・ピンセット
  細かい破片を拾うのにあると便利です。
・茶こし
  あると便利かもしれない道具。
・クラフトテープ
  後片付けの時に便利です。粘着面でガラスの粉をくっつけて捨てられます。
・色ガラス棒
  トンボ玉などで使うガラス棒は色が豊富で1本50g前後で300円程度と格安。
  透明なものから不透明なミルキーカラーもあります。色によって値段が変わります。
  ガラス棒がない場合はビー玉でもおkです。
  ガラスの中に気泡が入っているものは破裂する可能性が高いので除外してください。

準備
 保護メガネと軍手を装備します。
 コンロの周りは万が一破片が飛んだ時のを考えて全て片付けます。
 ボールの中に水と氷を入れます。冷たい水が大事です。

工程1
 まずはガラス棒をフライパンに入るサイズに砕きます。
 ガラス棒の折る部分にマスキングテープを巻きつけます。大体5分割くらい。
 そしてコンクリートなどの固い所に置いてハンマーで砕きます。
 この時あまり力を入れすぎると、巻いていない部分も砕いてしまいますの注意。
 片方を浮かせて反対をコンクリにつけて少し傾けて砕くと小さな力で砕けます。
 折れたガラス棒はバットの上でテープを外します。
 破片がテープの中にあるので気を付けさい。


写真は必要以上にハンマーで砕いたあとです。
かなり疲れた;煎るなら5分割で十分だった…

工程2
 折れたガラス棒をフライパンに入れます。
 そして強火で煎ります。煎る作業は本当に気を付けてください。
 砕いた部分が破裂する可能性があります。
 大体、5分から10分ゆっくり転がしながら煎ります。

工程3
 煎って熱くなったガラス棒をすぐに水の入ったボールに入れます。
 高い位置から入れると中で砕けるので注意。
 低い位置からゆっくりいれてください。
 冷水に入れることで急激な温度変化によってガラスに細かいヒビが入ります。
 もしこの時ヒビが入らなかった場合はもう一度煎って氷水に投下してください。

工程4
 氷水に入れてから30分程度放置します。
 ちゃんと粗熱をとってから取り出してください。
 冷えた棒をキッチンペーパーの上に乗せて水けをきります。
 ボールの底の方に小さな破片があるので取り出す際は指を切らないように。
 残った破片は、水を流す時に茶こしを通して取り出すといいです。
 水けは室内で1時間ほどできれます。


煎ってキッチンペーパーに乗せた状態。
手でお菓子みたいにポキポキ折るの楽しいけど危ないっす。

工程5
 大きなゴミ袋の中にガラス棒を入れます。
 ハンマーごと袋の中に手を入れて軽くたたいて砕きます。
 砕くときには袋の口を閉じておくと破片が飛びません。
 ガラスはヒビが入っているのでかなり軽い力で砕けます。
 力を入れて叩くと袋が破れるので注意。
 破片が小さくなると砕きにくくなるのでその時はペンチで砕きます。
 ペンチで挟んで砕くとかなり小さくなりますが、力も結構いります。
 好みの大きさに砕ききったら完成です。


あらかた砕いて袋に詰めて完成。
大きさは一番大きくても1cm程度の大きさまで砕きました。
砕くの楽しい。

片付け
 砕いたガラスはチャック付の袋に入れて保管すると便利です。
 ガラス棒には品番のシールがついているので一緒にしておくと買い足ししやすいです。 
 使ったフライパンやボールはキッチンに置かないでください。
 破片が残っていたら大変なので工作用にしてください。
 バットや机、ハンマーやペンチはクラフトテープで念入りにガラスを取り除いてください。
 使ったままにして、あとで使った時にガラス破片が手についてしまうと危ないです。
 目なんてこすってしまって入ってしまったら病院沙汰になってしまいます。
 ガラスを扱ったので片付けは念入りにしてください。



そして昨日の放送でUVレジンに入れてみました。


…予想以上に綺麗だった。
最初、レジン液に入れてるときは少しマットかかった感じでした。
でも紫外線を照射して取り出してみるとかなり綺麗!!!!
これはガラスカレットの色を増やしてもいいですね。
1色50g前後、5色で1500円、砕き方で大きさも加減できる。
こんなに楽にカレットが手に入るとはビックリです。
いつも使ってるホームセンターなんで、他にも買ってるのでガソリン代もそんなにかからない。
細かく砕くのもいいですが、大きめにしても面白いです。
レジン作品作りの参考になればいいです。