一瞬の出来事だった
電車が急に
ガッ!って止まって
それがなければ
今頃私は東京駅でランチしていた。
田園都市線でおきた人身事故
二本早いのに乗ってたら
ランチが終わった頃だろうか。
一本早いのに乗っていたら
先頭車両に乗っていた私は
きっとショックすぎて動けなくなっていた。
最初
大事な人が乗るはずの車両だと思って
その人に何かあったらどうしようって
頭の中が真っ黒になった
るんるんで聴いていた音楽は
急に聞こえなくなった
不安すぎる中降りた電車
外は大荒れで
怖かった
振替輸送のバスは長蛇の列で
並んでも
次いつ乗れるかわからなかったし
タクシーも
ものすごい人で
みんなソワソワしてて
それも怖かった
私は電車に戻って待つことにしました。
さっきとは全然違う気分
お腹が空いて
喉が渇いたことを思い出して
でもひどく疲れてしまって
頭が混乱していました。
ここに今一瞬にいてくれたら
どんなによかったかしら
普段私が何もしなくても
なんでも考えて決めて
引っ張ってくれてたこと
やっとわかった
出がけに
何気無く入れたおやつと
荷物になるから買うか迷って
結局なんとなく買ったお茶をみて
「その一瞬」が、
どんだけ
「ちょっとしたこと」が、
どんだけ
「たまたまやった起きたこと」が、
どんだけ
大きな力を持っているか
なんか重く覆いかぶさってきました。
事故現場を通る時
パーッって鳴らして
そのあと通り過ぎる駅駅で
溢れるくらい沢山いる待つ人が
なんか悲痛そうに見えて
苦しくなった
何気無く
意識もしてない
フォーカスしようとも思わない
知らない
隣の人も
こんな風に
思うこととかあって
一瞬 の集まりで
今まで生きてきて
なんかすごいなぁ
そう思った。
不安で怖くて寂しい気持ちを抑えて
少し目を閉じよう。

