
1月22日
『日曜奉仕団』という、山形県寒河江市在住の早坂さん主催の災害ボランティア活動に参加
ほぼ1ヶ月に1回の割合で、陸前高田市で活動しているそうです
トラック運転手の経験を活かし、マイクロバスを自ら運転
朝5:00県庁裏集合、帰りは19:00 (現地での作業時間は9:00~15:00)
今回の参加者は、男性7名 女性9名
当日は大雪で、途中高速が通行止めになり、ボランティアセンターに着いたのは9:30!
しかも、安全優先のため、昼からの作業はボラセンストップがかけられてしまいました
残念……来たからには、目いっぱい作業したいのだ、みんな…
でも、何かあったときにかえって迷惑かけてしまうことになるからしかたないんだよね
助けにきたつもりが救助されてちゃダメっしょ?

ボラセンには、作業に必要な道具がたくさん常備されていて、貸し出してくれます


ボラセンのある場所は、結構山の中 これからも津波の影響が無いと予想されるところを選んだそうです

注意表示ボード ボランティアの登録場所


作業が割り当てられたのは、吉田さんという女性のお庭造りのお手伝い
ずっとガーデニングをなさってて、オープンガーデン等で周囲の方々のいこいの場となっていたかっての庭園
津波で家もお庭も流され、現在は仮設住宅で御家族と暮らしていらっしゃいます
『希望の庭』という名前で、国内だけでなく、海外からもたくさん支援をうけて作業がすすんでいます
オランダのトップガーデンデザイナー ジャクリーン・フォン・デル・クルートさんが命名、デザインなさいました
フラワードーナツと称された輪、リースの形は、「永遠に刻む時」を表し、平和や安らぎが永遠に続く…
復活と再生、途切れることの無い願いが込められているそうです




希望の庭の中心のツリー
希望の庭から見える風景
ビニールハウス内で、吉田さんから説明やお話を聞いたあと、作業開始!


竹運び
カサブランカの球根をランダムに植えました
土がとにかく固くて、石や瓦礫も多く、
かなりな重労働


階段造り
瓦礫の石で段を固定
給水タンクにはメッセージやカワイイ絵
ボランティアの方々が描いたそうです

昼食はビニールハウス内で、ほか弁を食べました^^
(ほか弁のお店はトラックでした!)
ハーブティや珈琲、ミルクティ等を御馳走になり、
ほっと一息

震災時、地震の被害をカメラでとっていた吉田さん
その後の津波の様子や被災後の生活も記録なさって
います

ボランティアの活動写真もていねいに
ファイルされていて、復興の様子がとてもよく
わかりました
御趣味だった素晴らしいキルトの作品の
写真が、瓦礫の中から見つかり、それも
大事に残されていました……
どうか、すばらしい『希望の庭』ができますように!
作業終了の報告をするためにまたボラセンへ
道具や長靴を綺麗に洗います
ついでに泥だらけなマイクロバスも^^;レンタルだからね~
消毒薬でうがい、手洗い後、待っていたのは暖かい わかめしゃぶしゃぶ!
初めて食べました~~!美味しい~~!!

ボラセンの中 たくさんのメッセージ等が飾ってあります


カフェのように、お好みの飲み物をリクエストできます^^
以前こちらでボランティアスタッフをなさっていた女性が
はじめたものを踏襲しているのだそうです 和みますね
クッキー等のお菓子などもありました!

瓦礫を加工したストラップもこちらで購入できます
これだけでも瓦礫撤去の手助けになるんですよ!

帰りは、ボランティアセンタースタッフがお見送りまでしてくれます!
ダンボールで作った『ありがとうございました』のボードを持って…!
地元の方々だけでなく、日本各地から集まった方々です
「ありがとう」 むしろこっちの言葉だなぁ…

続く!