ボーダーライン
「SOS」を出せないっていうのはとても哀しいことだね
自分もその傾向あるので、とても痛かった
(ありがたい事に今のところは食べるのに困らないから
音信不通まがいしてても平気なんだろうな…)
NHKで以前放映してたドキュメントを思い出してました
(その方は身内や知人に助けを出せないまま飢え死にしてしまったのでした)
人間として最低限の生活を保障するはずの「生活保護」も
破錠するかも、といわれている現状
足りない人手で疲弊し、担当者が自殺した例もある
限られた予算で「切る」しかない現実
弱い者はとことん利用されまくる非情さ
雇われる立場の弱さ・理不尽さ
役に立たないサムライ商法、名義貸しの怖さ、偽装結婚の実態
世間にうとい裏社会を知らずに育った甘ちゃんは
骨までしゃぶられるわけだ…
「SOS」を出すことは死ぬことより嫌だったのか?
プライドを守ることのほうが大切だったのか?
彼にとって周囲の人間はどんな存在だったんだろう…
罪に手を染め、そしてもうそれすらできなくなった時、
助けを求めることなんてできるわけないと思ったのか
(迷惑掛けられないって?)
試食のエピソードがリアルだったなぁ…
あのキャラにあの状況であの言葉はたしかに引き金なっちゃっただろう、と思った
助けを求められない事
助けようと出来ない事
助けない事
何か・誰か 出来たんじゃないのか? 「絶望」には早すぎるだろ?
殺伐とした現代社会がリアルでした