月は変わり、5月に入って街中にはこいのぼりが浮かぶようになりましたね。
仕事の日はなかなか書けませんが、引き続きほどほどに頑張っていこうと思います。

 

この間書いた記事とは別の日、また真岡鉄道を訪れました。この日は朝まで仕事だったので仕事終わりに車で真岡駅まで。真岡から下館までSLもおかに乗車し、再度真岡に帰ってきました。

この日は益子陶器市があり、行きのSLもおかはほぼ満席だったよう。各駅停車もほとんどの列車で2両での運転をしていました。真岡鉄道が盛り上がる(儲かる?)日は見ていてうれしいものですね。

 

友人らと合流して車内では鉄道談議に花が咲きました。往復マジでずっと話していたので正直外の景色を見た記憶がほとんどありません笑

気が付いたら終点の真岡に到着していました。

真岡駅には前に2両編成の列車がいたため、6103列車は普段よりも後ろ寄りに停車しました。後ろ一扉はドアカットです。客車列車自動ドアのドアカットも昔は寝台列車で多く見られた気がしますが、今ではほとんど見られなくなりましたね。

この位置に止まったことで普段、乗車してきた場合には見られない光景が。
いい感じでキハ20とDE10が並ぶ位置に止まってくれました。

雰囲気はまるで国鉄時代。周囲の建物が新しいのでJR化後10年後(2000年ごろ)のような光景です。

あまり見られないのはこれだけではなく、真岡駅のホームに7両も車両が停車する光景は繁忙期ならでは。

この写真からは読み取れませんが、前に止まった2両の普通列車はモオカ14型のうち、初期型と後期型のコンビというこれまたレアな編成でした。前頭のモオカ14-1はJR乗り入れのための無線アンテナがいいアクセントです。初期型の1と2にはATS-Pも搭載されているので、運転台のメーターにも微妙な違いがあります。
モオカ14が出た後、私は留置されているキハ20のあたりから国鉄の雰囲気を探してファインダーを覗きました。すると、いい感じの光景が。

やっぱり駅舎が大きすぎて完全な国鉄とはいきませんが、こう見るとこのキハ20もかなり現役車に近い雰囲気を醸し出していますね。エンジンかけられるだけあって、足回りや配線類がしっかりしているのでそう感じるのでしょうか。

 

この写真を撮った直後、SLもおかの編成が入換を始めました。あわただしくホーム先端へ移動。

先端からは何とか編成写真を収めることができました。この編成は白帯が本当によく似合いますね。
そうそう、私のコッペルの話になりますが、コッペルの運転台を緑色にしているのですが、実は"SLもおか"や、かつて埼玉の遊園地、むさしの村で活躍したSLの運転台がこんな色だったのでその記憶を頼りに塗ったもの。やっぱり自分の原体験というのはこの歳になっても影響を与えてくれるものですね。

 

入換の見学後はキューロク館に移動し、スナップ写真をいっぱい撮ってきました。この日はスハフ44に北海道を走った急行のサボが入っているとのことで、テンション爆上がりでした。

小樽経由札幌行きのサボに、

ニセコのサボ。1号車の表記がかっこいい。ちょっと暗い照明がかなりいい感じです。

こちらはていねのサボ。前の機関車はキューロクなので編成前の入換といったところでしょうか。黒光りしていて、炭水車に小物が色々乗っかっている様子は、大切に扱われている入換機のようで大変いい雰囲気でした。

 

キューロクを堪能した後は外のD51を見学。すると連結器にこの時期らしいかわいらしい飾りが。

小さなこいのぼりです。今年は外歩いていても大きいこいのぼりがたくさん飾られている気がします。このサイズを見ると、子供のころ、屋根より高いこいのぼりという歌詞があるのに小さな手のひらサイズのこいのぼりしかなく幻滅した記憶がよみがえります。

にしても、アップするとD51の大きさが際立ちますね。

 

最後に、ソワカフェに伺って帰ったのですが、その移動前、真岡駅に花が咲いていたので、ゴールデンウィーク忙しくて花も見られない私と皆さんのために撮ってきました。

ツツジ。赤くてきれいです。この品種はどうか知りませんが、私の家の近くに合った品種は蜜が甘くておいしかったです。道端でよく吸っていました。毒がある品種があるので本当は吸わないほうがいいらしいです。

こちらは藤。綺麗なのですが、手入れしていない山に多く自生していて、ツル植物なので付近はすごいことになるそう。林業関係者泣かせだそうです。

 

桜も満足に見られなかった今年、4月後半の春らしい花々を眺めることができて幸せでした。