9月初め、念願だった富士登山ツアーに参加してきました。
地元からだといろいろ限定される為、新宿からのツアー参加。
車を使わず登山をするのは初めて。持ち物が多くて大変でした。
早朝、バスで新宿を出て、11時過ぎに富士宮口5合目に着きました。
私達のパーティは40人。外国の方が2.5割でしょうか。さすが世界遺産。
入山料1000円。記念のバッジをいただいて出発~12:00
台風の狭間で登山指数は悪くないものの、怪しい雲行き。ゆっくり歩いて肺を慣らしていきます。
呼吸も吐く方を意識して。ガイドさんが指導してくださるので安心です。
途中「新7合目と元祖7合目?」なんじゃそりゃ~なんで7号が二つ!?
休憩をはさみながら元祖7合目までが3時間(15:00)
8合目が16:00、9合17:00 宿泊先の「万年雪山荘」に到着です。7合目辺りから雨が当たっていた為ずっと雨具を着たままでした。
ただでさえ雨が苦手な私はバテバテ…ツアーでなければ、もっとダラダラ歩いて登り切ることが出来なかったかもしれません。
山小屋についてから間もなく夕飯。カレーは美味しかったけど男の方なら足りないかもしれませんね。
夕食後の景色はまさに雲の上!美しい
消灯は8時でしたが、私はばたんきゅーでした。小屋の中は暗くなることなく、ヘッデンは必要なし。
サンダルが人数分あるので小屋内は登山靴から解放され快適でした。
22時頃でしょうか、お腹の張と嘔気で何度もトイレへ。気圧のせいかな…少し苦しみました。
高山病の症状があれば頂上を目指すことを断念しなければなりません。ガイドさんに言われています。
なんとしてでも耐えないと
隣でお友が元気づけてくれ、どんなに励まされたことか。
朝食2時半。お弁当です。私は後でいただきました。たぶん山小屋の中は二酸化炭素が充満しているのでしょう。
外へ出るとだいぶ楽になりました。3時過ぎ。頂上に向け出発です。
ここからは写真はなし。真っ暗の上、風と雨。下を向いてヘッデンの先を集中して歩きます。
9月とはいえ、登頂を目指す人は噂通り数珠つなぎ。4時半~着いた❣❣
「寒くて危険な為、トイレを済ませたらすぐに下山しまーす。離れないでください」へ?参拝は?
うっすらと見える鳥居からそれらしい方向へ手を合わせて、私と縁している全ての方(もちもんこれを見ているあなたも♡)の
ご多幸と世界平和をお祈りしてきましたよ( ´艸`)
トイレ内、気温は5℃。日本で一番高い所にあるトイレを利用したかったのですが、もう全身びしょびしょで。ちょっと後悔。
とってもきれいだったそうですよ。
頂上から9合までは50分程だったでしょうか。1時間ほど休んで登山口へ。
時間がたっぷりあったので、ゆっくり下山を惜しみ、楽しみながら9時半登山口到着です。
雨と風と寒さでちょっと辛かったけど、良い経験になりました。
以下、気が付いたことをまとめます。
良かったこと
・ツアーは面倒がなくてスムーズ。安くて安心。ガイドさんに恵まれた。
・100均の衣類圧縮袋2枚・防水携帯ケース。あまり期待してなかったけど便利!
・ナイロンジッパー袋。お金やおやつの小分けに便利。
・バーボンウイスキー200mlペットBに入っていて軽い。コーヒーに入れても美味しくて温まる。
・水は1L~1.5Lアクエリアスの粉末が便利だった。
悪かったこと
・各種の点検漏れ(スントの時計→電池切れ)(替えの靴下→ゴムが伸び伸び)
(ゲイター→何度も下がったりしたのゴムが外れたり)(アタックザックの肩ひもが切れた)
・体調があまりよくなかった。体調を整えることはもちろん必要ですが。
この先もずっと元気だと過信することは注意しないと。体は老化したり、病気したり予期なく訪れます。
やりたいことを先延ばししない!
その他
・入山料1000円で記念バッジがいただけます。登り口で種類が違うとの事です。
・トイレ使用料は200円~300円管理の方がいられるのでスルーで来ません。小銭のご準備を。
宿泊小屋では無料でした。
・今回は荷物の関係でローカットの登山靴を使用。岩も多いのでできればハイカットの登山靴がいいですね。
・とにかく寒い。手袋数枚とカイロの準備を。
・酸素缶は使いませんでしたが軽いのでお守りにお勧めです。上で買うと高いです。
下山後は富嶽温泉花の湯→浅間大社参。
拝晴天の中、ここから見える雲にかかった富士山を感慨深く眺めました。
ガイドさんが着ていたこのTシャツ。フジダスって
6合目限定商品。もう、最後の1枚でした。
左が入山バッジ、私は富士宮口から登りました。
お土産のアルフォートと羊羹。ステキ~
悪天候で、剣ヶ峰もお鉢回りも行けなかったけど、次に期待します!
今回楽勝に登頂できたお友は、「ね、ね。来年は槍ヶ岳行こう!」って言うけど。…保留でお願いします
何はともあれ最近とっても思うこと。
山・食事・旅・仕事、おなじ感覚を持つ仲間がいるというこの事実。この幸せ。
いつまでも大切にしたいと思います。
~ナマステ~