乳がんになって、生き方のこと、治療のこと、仕事のこと、お金のこと、人間関係のこと…ただでさえショックでメンタル乱高下の中、考えることが山ほどで、脳みそパニックになりますね。
さて、誰に乳がんになったことを伝える?
私は、
仕事関係→上司や近い同僚など、直接業務に関わる数名
家族→夫と子ども、治療中色々お世話になるであろう義母や義姉
友人→ほんの数名
…という具合。
結局、自分から伝えたのは「伝えないと生活が立ち行かない」人たちだけでした。
言わなくても困らない人には、わざわざ自分から伝えなくてもいいや…と、すっきり割り切りました。
このプロセスを経て分かったのは、
今まで「自分がどうしたいか?」をおざなりにしてきたな〜ということ。
子育てをしていても気づいたのだけど、
私は、感情を無遠慮に爆発させる母の受け手、
サンドバッグとして育ってきた感じで。
おかげて、とても感情がフラットな大人に成長しました。
めったに泣かないし、怒らないし、論理的、いつも安定している…ように見える。
ように見えるだけで、本当は、自分が言いたい事言って、相手が荒ぶったら余計面倒くさいなと思ってたからそうなっただけ。
でも、これ、もうやめた方がいいね。
私はこれ以上、人の苦しみは引き受けない。
自分のがんだけで十分…と。
これからは、自分がどうしたいか?だけで、
決め事をしていこうと思いました。