少し前の記事 で、支援学校と支援学級、大人の手の数は同じくらい
でも、手のかけどころ、かけ方が違うのかな
と思う点があります、
と書きました。
どんなところが違うと思うのか、これは、私が経験・見聞きした範囲で
個人的な感想も含まれるので、ご了承下さいね。
こちらの記事 も読んだ上で、お読み頂けたら、幸いです。
特別支援教育の専門性
まず、よく言われるのが、支援学校の先生の方が、特別支援教育の
免許保有率が高い、つまり、専門性が高い、と言われています。
見学に行った支援学校では、ほとんどの先生は支援教育の免許を
持っているし、持っていない先生にも、取得を勧めている、とのこと
でした。
一方、支援学級は、通常学級からの異動でいらっしゃる先生も
確かにいらっしゃいます。
ただ、これは個人的な感想ですが、良い先生かどうかは、支援教育の
免許の有無より、先生個人の資質・意識・人柄によるところが大きい
気がします。
もちろん、特別支援教育一筋
に情熱を燃やしている先生は
ありがたいですし、通常学級から異動でいらした理由がイマイチな
理由っぽいケースも、残念ながら、あるようです。
でも、免許の有無と、我が子にとって、良い先生かは、今までの
経験では、あまり関係がないのかなと思っています。
実は、これまでのけんちゃんの担任の先生方が、特別支援教育の
免許を持っているか、どうか、はっきり知りません^^;
異動前は、通常学級だった、と聞いているので、持っていない
のかも
でも、いい先生だなぁ~と思う先生もいらっしゃいます。
身辺自立・生活面の指導について
支援学級では、基本的に、トイレ・手洗い・着替え・支度は声がけ
のみで、先生はあまり手伝ってはくれません。
基本的な身辺自立は、入学までに一人で出来ている前提、
出来ていないとダメということではないですが、出来ない部分は
なるべく家庭で練習して下さい、と言われることもあります。
身辺自立に関しては、支援学校の方が丁寧に指導してくれる
ようです。
聞いた話ですが、支援学校の中学部に、支援学校・支援学級
出身の子が入学すると、洋服のたたみ方などが、きちんとして
いるのは、支援学校出身の生徒だそうです。
あるお母さんが、どんな子でも、きちんと出来るように指導して
くれる、とおっしゃっていました。
支援学校では、体操着袋なども使いやすいよう、細かく指定
されるようです。
支援学級は、細かい指定もなく、使いやすいような工夫は家庭に
任せる、という感じです。
着替えの時間も短いため、体育着など、テキトーな状態で持ち
帰ってくることもあります。
その辺りは家庭で教える必要があると思っています。
学習面の指導について
国語・算数などの授業の時間数は、支援学級の方が多いと
思います。
可能なら、一週間の時間割を見せてもらえば、わかると思います。
内容は、見学の際に確認し、我が子に当てはめてシュミレーション
してみました。
就学前から、将来像を想像するのは容易ではありませんが、
授業内容に我が子がついていけそうか、簡単すぎず、難しすぎず、
ちょうど良い学習の機会を与えてもらえそうか
は、私はかなり
気になりました。
丁寧に教えれば、ゆっくりでも理解し、出来ることが増えるだろうと
思っていたので、学習の時間はそれなりにあって欲しいと思い
ました。
見学に行った支援学校では1日の中で1時間、国語or算数の
時間がありました。or ということは、それぞれ、週2,3時間と
いうことになるかと思います。
支援学級では、学年にもよりますが、国語と算数がそれぞれ
週に4~5時間ずつあるので、倍近く、授業時間があることに
なります。
尚、通常学級で3年生から始まる理科・社会の時間は支援
学級にはなくて生活や総合の時間に、理科・社会的なことを
学んでいます。
OT・ST的な指導について
支援学級は、ある程度、読み書き計算を学ぶ準備が出来ている
ことを前提にしているようです。
ゆえに、支援学級の先生、特に通常学級出身の先生だと、1年生
程度の内容を、ゆっくり丁寧に教える、という指導になりやすい
と思います。
あくまでも小学校の先生なので、ひらがなの読み書き・数を数える、
といったところから、スタートしてしまうのです。
ひらがなの読み書きの前段階の発達段階だとしても、とりあえず、
なぞり書きから始めてしまう、みたいな。
なぞり書き自体、上手く出来ない、数の概念がなかなか理解
出来ないという段階の子への、ノウハウ・経験は少ない気が
します。
OT的なアプローチやST的なアプローチを工夫したり、色々な
特別支援教育用の教材が揃っていたり...というのは、
支援学校の方が充実しているのでは
と思います。
支援学校では、発語がないお子さんへ、サインを教えてくれる
場合もあるようです。
交流について
東京都立の特別支援学校には、学区の小学校と交流する、
復籍制度(文科省HPより) というものがあります。
利用している方、していない方がいるかと思いますが、利用する
予定なら具体的には、どういう内容か、どのくらいの頻度か、
自分の希望と一致するか、確認すると良いと思います。
私の知っている友達の話では、頻度は、学期に1回、数時間程度
のようです。
相手の学校の担任の先生によって、楽しめる工夫をしてくれる
ケースとそうでないケースある、でも地元の幼稚園や保育園の
時の友達に会えるし、子供は楽しそう
という話を聞いた
ことがあります。
ただ、交流前後の送迎は親なので、終わった後、普段はスクール
バスの支援学校へ車で送る負担があったり、交流の内容が
お手紙のやりとりのみだったり、という課題もあるようです。
一方で、支援学級の通常学級との交流は、地域や学校によって
かなり違いがあるようですね。
うちの区は、インクルージョンが進んでいるとは言い難いですが、
それなりに工夫してはくれていること、難しい面もあること、を
入学してから理解しました。
そして、少ないとはいえ、同じ学校にいますから、支援学校の
復籍制度による交流よりは、交流する機会も多いです。
具体的には、給食(週1)や運動会や遠足などの行事(運動会
前の練習も含めて)、校外学習や学活など(学期に数回)です。
普段の教科での交流は、その子の状況によりで、けんちゃんは
まだ、交流している科目はありません。
現状に満足はしている訳ではありませんが、ある程度、納得も
しています。
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上記のことは、私の知っている一例です。地域や学校によって
違うことは、ご了承下さい。
また、これらのことを入学前に全て把握することは難しいですし、
年度によって方針が変わることもあるかと思います。
いわゆる、当たり、はずれもあるかと思います。
全て希望通りにはいかない場合、何を優先するか、何なら
妥協出来るか
整理していくことが大切かなと思います。
ご訪問ありがとうございます。