いつから人は
自分が傷つくことを
誰かを傷つけることを
怖れるように、なったんだろう？
育児をしてても
子どもが傷つかないように
誰かを傷つけないないように
それを、とてもとても考えてしまっているみたい。
昨日、テレビで映画「ビリギャル」を観た。
（写真は、映画の公式サイトより）
去年、気になったまま観に行けなかった映画だったけど、子だんなが受験の今が、まさにタイムリー！
泣いた・・・
(ﾉ_-｡)
さやかちゃんを信じて信じて、信じきって受験させたああちゃん（お母さん）に、泣いた。
そして、さやかちゃんの未知なる眠っている才能を認めて信じて、慶應受験を勧めた坪田先生の愛に泣いた。
さやかちゃんは、学校では落ちこぼれ。
学校の先生にも「人間のくず」とまで、言われていた。
家では、両親は不仲で父親は弟に夢を託してかかりきり。
ああちゃんは、夫から生活費を少ししかもらえず、さやかちゃんの塾の費用も
「わたしが働いた中から、出しますから！！」
と、夜もバイトして働いた。
学校の先生に何度も呼び出され
「あんなに成績が悪いのに慶應受験なんて、絶対無理だ！」
と言われても
「あの子は、本当にいい子なんです。
あの子が、あんなにワクワクしながら塾に行ってるんです！！」
と、ぶれることなく子どもへの愛を貫いて、信じきった。
ああちゃんは、とても厳しい親に育てられ「ダメだ、お前は何もできない！」と言って育てられた。
だから、自分の子供にはたくさんの愛を注ごう！と思った。
そして、「うれしいたのしいしあわせだ！」と笑顔で言っていた。
このセリフについてぜひ、さやかちゃんのブログを読んでみて♡
坪田先生は、さやかちゃんのことを「とてもすてきな子」だと思って、本人も知らなかったいいところをたくさん見つけた。
さやかちゃんが慶應の問題集を見て、まったく歯が立たず落ち込んだ時、坪田先生は卵を見せて言った。
「この卵はクララ、ていうんだ。
卵は立つと思う？」
「卵なんて丸いから、立つわけないよ。」
「でもね、微妙に調整していけば、立つんだよ。」
そう言って、坪田先生は何度かトライして卵を立たせた。
「ほら、クララが立ったよ！
卵は立たない、という気持ちを考えをやめるんだ」
人は、自分を信じてくれる誰かがいること
愛を注いでくれる誰かがいると、自分のことを信じられる。
お母さんが子どもを傷つけることを怖れて、自分の気持ちや、やりたいことを抑え込んでいると・・・
子どもは「お母さんは自分のために、我慢している」姿を見てしまう。
すると、その子は大きくなった時、誰かを傷つけないように自分を抑えてしまう。
でもね、親から傷つけられなかった人なんて、誰もいないよ！！
さやかちゃんだって、めちゃくちゃ傷ついたはず。
でも、その傷は自分でなめて、回復していく。
「お前なんかが慶應に合格したら、裸になって校庭を走ってやる！」
と言った先生に
「絶対、慶應に合格するから！！」
と、宣言。
傷はチカラになる。
人は、傷をチカラに変えることができる。
子どもを傷つけないように育てるより、その子を信じること。
傷をチカラに変えるよう、愛を注いでいけばいい。
わたしもこれまでたくさんまちがって、子だんなを傷つけた。
自分が悪いな、と思った時、素直に「ごめんなさい」と謝る。
でも、言いたいことは言う。
たくさんちょっかいも、かけて嫌がられる（笑）
大すきだから。
「大すきだから、心配するんだよ」
と、言葉で伝える。
やる気スイッチもわからなくて、たくさんいろんなところを押してみた。
未だによくわかんないけど、未来へのワクワクを伝えてやる気になるタイプかな？と。
親は、完璧じゃない。
あっちこっちのボタンを押しあいながら、お互い成長していく。
傷つくことで、やさしさを学ぶ。
傷つくことで、強くなれる。
傷はチカラになる。
お母さん、あなたの子どもはそんなにヤワじゃない。
あなたなら、大丈夫！
どんなことが起きても、大丈夫。
あなたの子どもを、そう信じよう。
そう決めよう。
わたしも、そう思ってる。
どこの学校に行っても、あの子ならきっと楽しく過ごす、と。
お母さん、あなたが笑顔だったら勝手に子どもも笑顔になる。
どうしたら、自分が笑顔になれるのか？
どうしたら、自分がご機嫌さんでいられるのか？
そっちを、考えてみてね。
あ、「ビリギャル」見るのも、おすすめ♡
お母さんが笑顔になれるマザー・ヒーリング
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