山口小夜子「氷の花火」に学ぶ、進化することを恐れない覚悟 | 立ち止まったハートが前進する!未来が視える奇跡リーディング

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ぞくっ、とするような、黒い切れ長のまなざし。

眉をすべて隠し、切りそろえられた黒い前髪におかっぱの女性。

 

 

どこを見ているのか、わからない視線。

細く長い手足。

 

 

 

子ども心に、エロティシズムを感じた。

 

 

テレビで化粧品のコマーシャルや、ポスターで

その人を見た印象は、強烈だった。

 

それが、山口小夜子さんだった。

 

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2007年8月、57歳で亡くなった彼女は

日本人のスーパーモデルの先がけとなり

東洋の神秘、とまで呼ばれたトップ・モデル。

 

 

 

映画「氷の花火」

は、そんな山口小夜子さんの遺品をひも解き

足跡をたどっていくドキュメント映画。

 

 

 

 

2016年は、毎月1度映画を観ることに決め

今月は、まだ何も見たいものが見つからずにいた。

 

昨日の夜、ふっとシネ・リーブル神戸のサイトをのぞくと

今日の午前中まで、この映画が上映されていることを知り

行ってきた。

(明日からは17:40~のみ)

 

 

大切に保存され死後7年間

ずっと閉じられていた遺品の数々を

取り出しながら、映画は始まっていく。

 

 

 

 

もうね、それらのお洋服がすばらしすぎる!!

 

出すのを手伝っていた彼女の後輩たち

杉野学園ドレスメーカーの学生たちの中には

彼女のことを知らない人もたくさんいた。

 

 

そんな彼らも、次々出てくる洋服を見て

 

「これ、ほしいっ!!」

「かわいいっ!!」

 

と、いう声が続出。

 

 

 

 

高田賢三や、山本寛斎、ジャンポール・ゴルティエなどに愛され

ランウェイを歩き、最後のマリエ(ウェディングドレス)を

まとったのは、彼女だった。

 

 

そして、あの印象的な切れ長の目は、創られたもの、という事実。

 

「ほんとうは、彼女の目は大きいの。

でも、少し目を奥にすると、そうなっていく。」

 

と、彼女のメイクをしていた女性が語る。

 

 

そして一流のトップ・モデルになり

パリコレのランウェイを歩いていた彼女は

 

「出る!出たい!と、いう覚悟が、彼女の中から、強く出ていた。」

と。

 

あの「静」のように見える彼女が持つ情熱。

 

 

そして、ここにも出たぞ!

「覚悟」というキーワード。

 

 

 

 

 

やがて彼女は、モデルにとどまらず

身体の美しさ、を求め

ダンスや演劇にも、挑戦していく。

 

 

 

自らの求める「美しさ」を、追い求め

挑戦し続けていた「動」の人生だったことを、知る。

 

 

 

今に満足し、とどまることを良しとせず

ほんとうに望むものを

そのまなざしで追い続け

挑戦し続けたその人生。

 

 

 

 

「自分、というもの

自我を手放した時

 

洋服がどう動いたらいいのか

どうしたらいいのか、を教えてくれる。」

 

 

「歩いていたら、いろんなものが見つかる。」

 

 

この言葉は、わたしの中で強く響く。

 

 

 

 

彼女を愛したクリエーターたちが集まり

1人の若いモデルを、山口小夜子に仕立てていく。

 

 

彼女のメイクをほどこし

彼女のファッションを身に着け

撮影が始まり、動き出した時

 

 

まるで、彼女に山口小夜子が憑依したように

そこに、たしかに山口小夜子がいた。

 

 

みな、泣いていた。

 

わたしも、涙が出た。

 

 

 

若いモデルが言う。

 

「洋服のチカラは、すごい!」

 

 

 

 

 

 

わたし達は、ファッションによって

自分を変えるチカラを持っている。

 

身に着けるもので

人は変わっていく。

 

 

ワンピースを見つけている時と

ジーンズを身に着けている時では

しぐさも動作も変わるはず。

 

 

 

自分が、どんな女性になりたいのか?

その女性は、どんなファッションを身に着けているのか?

 

自分は、どんな人生をクリエイトしたいのか?

 

 

ファッションも

人生も

変えていくのは「覚悟」がいる。

 

 

でも、それを乗り越える勇気

 

 

今にとどまることを良し、とせず

望むものを手に入れるために

進んで行く強さ、しなやかさ。

 

 

 

彼女が、山本寛斎と決別してまでも

手に入れたかったもの。

 

彼女の望んだ美。

 

それは、彼女にしかわからない。

 

 

 

 

 

月から来た、かぐや姫のようだった彼女。

 

美しい羽衣を、たくさん地球に残し

静かに月へと還っていった。

 

 

 

 

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