今日１日、自宅でパソコン仕事など
いろいろ予定していたことがあったんです。
午前中は、お天気も良く
洗濯物や片づけが、さくさく進みました。
午後からです。
ブログのメニューページを手直しして、メール・リーディングに取りかかろうとしていたら・・・
ご近所の１人暮らしの認知症のご老人が、だんなさんのお店に
倒れそうな勢いで「ひと休みさせて」と、ハァハァ言いながらやってきました。
しかもお店がとっても込み合っている時。
身体が震えてて、目も片方しか見えず
歩くのもおぼつかない様子。
取りあえず座ってもらい、休んでもらいました。
だんなさんが呼ぶので、パソコンの手を止めて
その方を近所の家にお連れしようと思ったんです。
ところが・・・
「道向こうの、親戚の家に行くから、家には帰らない！！」
と、言い張り、ゆずりません。
仕方ないから手を引いて、道路を渡りいっしょに行きました。
でも、どう考えても話の辻褄が合いません。
もしや、親戚の家というのは？？？
「なんというお家ですか？」
と、名前を聞いて先にさがしに行きましたが
そんな家は見当たりません。
もう４時過ぎて、寒くなり、あたりも暗くなってきました。
何度も
「一緒に家に帰りましょう！」
と、言いましたが
「もう、１人でいいから、ほっといて」
と、言われて、一度は家に帰りました。
でも、気になります。
それからしばらくしても、その方の姿は見えません。
だんなさんにも
「ちょっと見てきて。
もう警察を呼んだ方がいい」
と、言われ、再度先ほど別れたところに行くと
壁にもたれてハァハァしています。
「もう家に帰りましょう！」
と、また何度言っても
「いや、絶対に帰らない！！ほっといて！！」
と、言われたましたが、よその家の前に座ろうとするし・・・
仕方なく警察に電話して、来てもらいました。
その間も、ちがうご近所の方が通りすがったので事情を話し、いっしょに説得しましたが無理でした。
反対に、怒られる始末・・・( ;∀;)
それから３０分後でしょうか
警察の方が来られ保護していただいたので、お願いして帰りました。
１時間近く外で上着も着ず飛び出していったので
身体が冷え切って寒気がしてきました。
ストーブをつけて身体をあたため、白湯を飲んでしばらくおとなしくしていました。
この出来事をつらつら考えていました。
広島の実家には、８０歳になる父がいます。
まだ父は元気だけど、いつ周りの人に助けてもらうかわかりません。
回り巡って思いは伝わればいいな～
伝わるんじゃないかな～
もっと近所の人たちと連携して
ケアマネージャーさんや、かかりつけのお医者さんや
そういうところに連絡できるシステムがあればいいのにな～
そういう時にために、介護ロボットがあればいいのにな～
など、いろんなことを考えました。
思ったら叶うから、宇宙にそうオーダーしておこう！
すべては「お互いさま」です。
自分が取った行動は、ベストではないかもしれないけど
あの時点では、ベターだったと思うのです。
いろんなことも、この出来事・体験から教えてもらいました。
「おかげさま」です。
「お互いさま」
「おかげさま」
を、教えてもらったクリスマスでした。
![xmas_p18[1]](http://polaris-sakura.com/wp-content/uploads/xmas_p181.jpg)