昨日と今日と
どこか深いところでつながっているような日でした。
昨日は、だんなさんと二人で観音カードで有名な草場さんの展示会を
見に行ってきました。
6月に、一目見て気に入って、複製画(ジクレ)を
お願いした薬師如来さんがおられました。
前回 は、草場さんにお会いしても
お写真撮れなかったのですが
今回は、草場さんの方からご挨拶して下さって
いっしょにお写真も撮っていただきました。
今日は、一人で午前中早くに家を出て
「かぐや姫の物語」を見てきました。
見ながら、たくさんのデジャブ。
かぐや姫が牛車に乗っている場面で
牛車の感覚を思い出した・・・
固くて、すわり心地が悪くて
時々床板ごしに小石がはねて
お尻が痛かった感触
狭くて、窮屈な感じ
イグサの匂い
それらがふつふつと、わき出てきました。
姫が思い出した記憶
なんの為に地球にやってきたのか
それが自分に重なり合って
思い出されて
心の奥底からじんわりじわじわと
涙がとめどなく、とめどなく
あふれ出ました。
二年前にツインソウルと再会してから
長い間、固く閉じられていた引き出しが開くように
次々と思いや記憶がよみがえってきました。
かぐや姫が月からお迎えが来て
連れられている時の切ない、やるせない気持ち
月の着物を着た瞬間、地球でのすべての記憶をなくし
それでも、なお後ろ髪を引かれるような、懐かしい思いで
涙を流すこと。
なぜか
そうだった、そうだった
と、自分を映すように
エンディングに流れた歌
二階堂和美さんの「いのちの記憶」
プリズムの光のように反射し
幾重にも心に響き、鳴り渡り
さらに涙があふれ出ました。
「いまのすべては
過去のすべて
必ずまた会える
懐かしい場所で
いまのすべては
未来の希望
必ず覚えてる
いのちの記憶で」
そう、覚えてる。
忘れない。
すべてが
心のどこかに記憶があり
DNAのひとつひとつに書き込まれてるから。
生きている喜び、悲しみ、憎しみ、つらさ
それをなお乗り越えて
輝くいのち
しあわせとは、自分の心が決めるもの。
愛とは、見えないけれどあたたかい思い。
それら一つひとつが
しっかりと書き込まれている
いのちの記憶。
ちなみに二階堂和美さん
同じ地元の町出身で、小学校、中学校の後輩に当たります。
今もその町に住んでいる現役の僧侶さんです。←全然知らなかった・・・
地元の中学で、彼女が中学生の時に音楽の先生だった従姉は
「その頃から、音楽の才能が光っていた。
わたしも少しは役に立ったのね~」
なんて言ってました。
これも偶然、あるいは必然。
だって、子どもの頃のその町は
かぐや姫に出てきたような竹藪や山が
たくさんあったところだから。
いのちの記憶。
わたし達の心の奥深くに
ひっそりと眠っている思いの集積。
あなたはいつ、思い出すのでしょうか。