今日は午前中にクローゼットの掃除をしました。
なぜか「今日だったらできる!」
と、感じたのです。
クローゼットの奥深くに
亡くなった母の服が7、8枚ありました。
実家でブティックをしていた母がすきだった
お気に入りのスーツたち。
母が気に入って着ていたこと
10万近いお値段だったこともあり
なかなか手放せませんでした。
1、2度は
息子の卒園式や何かに着ましたが
服の好みが違うのと
微妙にラインが合わなくて
ずっとこやし状態になっていました。
でも
少し前に「手放せる気がする」と思い
その日が来るのを待っていました。
それが今日、でした。
全部取り出して
一枚ずつ手に取っていると
母の笑顔が浮かびます。
一着だけ
これは着れそうだな
と、いうものだけ取り置いて
あとは丁寧にたたみ
袋に詰めました。
たたみながら
涙が出てきました。
比較的
わたしは物に対して執着が薄く
何でも捨てれる方です。
でも
わたしにとって
母の服は物、ではなかったのです。
思い、でした。
母を助けれなくて
心のどこかでじくじくと
ずっと自分を責めていた思い
その思いを手放すのに
十年、という時間が必要でした。
でも
もう大丈夫です。
これを超えて
わたしは次のステージへと進みます。
もっと自由に
もっと羽ばたけるように。
そんな心の整理もできた日でした。
あなたが手放せないものは
何ですか?
そこにはどんな思いがつまっているのでしょうか?
あなたがそれを自然と手放せるようになった時
あなたは今よりもっと自由になれます。
そして
その時は必ずやってきます。
いつか手放せます。
だから、大丈夫です。