もうひとつ
よしもとばななさんのエッセイより。
このシンプルな事実も
時に
人や時間やお金に流されて
忘れてしまいそうになるから
しっかりと
しっかりと
大切に
心の一番深いところに
どでん！とおいておかなくちゃ！
と、思うのです。
「自分だけのためにカスタマイズする自分の人生。
その過程で気づいたいろんなことに
わたしは励まされた。
筋肉といっしょで
心も毎日鍛えれば
強くなっていくのだ。
人に力をあずけてはいけない。
力は合わせるものであって
あずけてはいけない。
どんなに尊敬する人でも。
どんなに愛する人でも。」
ばななさんは小説にも
くりかえし
このことを書いています。
それだけ
誰かに心を渡して生きている人が
多いのかもしれません。
楽だから。
誰かに心をあずけて決めてもらうのは。
何かあれば
人のせいにできるから。
でも
わたしはせっかく自分で決める人生を
選んで生まれてきたのだから
そんなことはしたくない。
迷い悩む若いころには
カリスマ性のある人が身近にいて
一時は心をあずけそうになったこともあったけど
かろうじて
離れることができました。
離れてよかった
それを学ぶためにいたんだ
と、後にわかりました。
それ以降は
「自分が決める」
「自分で判断する」
「心のままに」
と、いう「自由」を
決して手放したくない
と、強くつよく思うのです。
「自分が決めて
自分で動く」
このシンプルな事実を
自分の中心において
どんなことがおきても
すべて自分で受け取って
今年もまた生きていきたい。
「あなたの人生はあなただけのもの」
それが、あなたです。