20代のころから悩まされていた病気に
あるひとつの治療をすることを決めて
今日その治療をしてきました。
この病気に関しては30代で一度大きな手術をして
それからもいろんな治療法や薬を試しましたが
その時だけで、ほとんど改善は見ませんでした。
そして今回手術、というほどのものではありませんが
それなりに費用のかかるお薬のついた器具?を
身体にいれました。
その薬が身体の中でじょじょにとけだし
症状に効く、というものです。
最長5年間身体の中で頑張ってくれて
効果があるようです。
挿入するときよほど痛ければ麻酔をして、
という選択肢もありましたが
「きっと、大丈夫」
と思い麻酔なしでやりました。
5分くらいでしょうか?
その間自分の身体に話しかけていました。
「これを異物と認識しないでね。
あなたの身体になじむものだから。
あなたの身体が楽になるからね。」
と、小さい子に言い聞かせるように。
心の中で何度もなんども。
実際、思ったより痛みもなく
ただ今も少し身体がどよん、と重い感じです。
でもこれは身体が
共存しようとしている
新しいシステムを作ろうとしている
と、なじませようとするのを感じます。
もちろん身体に何もいれないのが自然でしょうが
ある意味、薬もメスを入れることも不自然なもの。
それを自分(身体)が受け入れ共存させていくことが
大切だと思うのです。
それが病気を受け入れる、ことかもしれません。
痛みから逃げようとするから
苦しいのでしょうね。
共存しよう、と思うところから
真正面から向き合えるのかもしれません。
そしてそれは病気に限らず
環境も人間関係も、仕事もお金も
どんなことにもあてはまるでしょう。
今日から少しずつ
時間をかけて共存していきますね。