今年の八甲田樹氷は雪解けが早く3月の上旬でほぼ消えました。
3月からは春スキーヤー、ボーダーで賑わっています。
1・2月は積雪が4mを超えて大雪かと思われたのですが2月は
強風など悪天候でゴンドラの運休が多く、3月は暖かい日が続いて
樹氷の寿命は短かかったようです。
快晴の八甲田樹氷は1〜3月で約5日ぐらいでしたが、そのうち
4回ぐらいは樹氷を撮影できました。最後は3月5日に夕方から
日没にかけてスキーでダイレクトコースからの夕焼けの樹氷を
狙って見ました。もちろんパトロールの方に話し登山届けを出し
てヘッドライトを点けて17時半過ぎの日没から滑り降りました。
山岳のコースとはいえ氷点下10度の雪質はアイスバーンでガリガリ
と音が出るほどの厳しい状況でした。
ちょうど夕日が樹氷の合間から岩木山の左側に沈むのが見えました。
5年ぶりの夕焼け滑降でしたが、夕焼けに染まる八甲田樹氷の
絶景に満足でした。途中では八甲田の樹氷の上に十三夜の月が
出て幻想的な風景を見せてくれました。
山麓のキー場についたのは18時過ぎで真っ暗になっていました。
クローズしたスキー場整備のキャタピラーとすれ違い、お互いに
ビックリする一幕もありました。
この冬は天候の割りにはタイミングよく良い樹氷の写真が
撮れました。秋には写真展が開けそうな感じです。
酸ヶ湯温泉に入りながら回顧出来ればいい〜なと考えています。(笑)















