






に流していた気象情報もネット時代のスマホ、PCに取って代わられその役目を終えたようだ。
灯台の明かりは依然として海峡を航行する安全を守り続けている。
尻屋崎といえば寒立馬が有名だがこの日は2頭の馬を灯台の周辺で見つけた。1頭は子馬で眠そうに
寝転がっていた。そばに行っても起きようとはせず、目を閉じたり開けたりで、よっぽど眠いのであろう。
もう1頭はお母さんだろうか灯台の下の牧草を盛んに食べている。尻屋崎では春に何頭かの子馬が
生まれて、総数で32頭ぐらいに増えたと思うが他の馬の姿は見えない。遠く離れた場所にいるのか
それとも松林の中で休んでいるのかわからない。ここ数日雨模様だったので馬にも都合があるのだろう(笑)
寒立馬は人懐っこいので、そばで撫でても平気である。ただ、馬の後側は危ない。突然蹴ることがあるのだ。
あと2ヶ月ここの灯台の周辺で過ごすが、12月からは尻屋漁港に近いアタカ地区の牧場に移り松林の
中で寒風と雪から身を守る。
雪が降っても牧草が豊富なので前足で掘り起こし一生懸命食べる。吹雪に耐える寒立馬を撮ろう、多くの
カメラマンがアタカにやってくる。短い秋の日を浴びながら体を休め、厳しい冬に備えているように見えた。