






函館には何回も来ているのだが,函館山中腹にある元町界隈にはなかなか足が向かない。今回は
観光タクシーだったので楽をして訪ねた。この辺は元町で観光客も多く,若い人たちも多かった。
近くには外人墓地などもあり異国情緒漂うエキゾチックな街並がつづく。函館ハリストス正教会は
1860年にロシア領事館の聖堂として建築されたが火災で焼失して、1916年に現在の聖堂が
建てられた。とんがり屋根には今も鳴り響く鐘があり、1996年日本の音風景百選に認定されている。
坂を降りて海沿いに行くと金森レンガ倉庫群があるが、この辺は函館らしい建物が並びいち早く
外国との交流した歴史が残っている。現在は観光コースとして人気の街である。学生の頃に連絡船
で桟橋から元町のハリストス教会まで歩きながらスケッチしたこともあった。ハリストス正教会は
よく油絵のモチーフとして先輩がよく取り上げていたのを思い出す。