2023年10月4日(水)午前10時

 

 

 

父が頑張って病院食を食べてくれたこともあり

予定通り退院することが出来ましたお願いキラキラ

 

 

 

 

父の退院に皆大喜び!

 

 

「お父さん!退院出来て良かったね。」

「ちゃんと病院食食べたんだね!すごいよ!偉い!」

 

 

 

と声をかけると大きく頷きながら

 

 

「フゥ、ウウ、ヴァ~~えーんえーん

 

 

 

と顔をくしゃくしゃにして泣いていました

 

 

 

それ以降も父はよく泣くようになりました

腫瘍が出来た場所に感情をコントロールする機能があったため

以前よりも感情が表出しやすくなっているのだとは思いますが

 

 

 

機能関係なく

父の立場だったら誰しも不安や悲しみで

泣いてしまうだろうなと思うと

泣くのは当たり前のこと

 

 

 

 

ただ入院期間中

父は一人で何を考えて何を思っていたのだろう

と思うと胸が苦しくなりました

 

 

 

上述したように

父の腫瘍ができてしまった前頭葉には

感情をコントロールする機能が含まれています

 

 

 

その部分を損傷・摘出してしまうと

些細なことで怒るようになったり

性格が別人になったり

暴言・暴力を振るうようになり攻撃的なったりすることも

あるのだとか・・・

 

 

 

 

幸いにも父はそのようなことはなく

性格に関しては

病気になる前の父とさほど変わりはありませんでした

 

 

 

性格に関与する機能がたくさんある前頭葉に

腫瘍ができたにも関わらず

なぜ性格に変化が起きなかったのかは

わかりませんが

すごく恵まれたことだと実感しています

 

 

 

病気が原因とはわかっていても

突然怒り出したり暴言や暴力を振るわれたりしたら

そのご家族、そしてご本人にとっても

すごくすごく辛いことだと思います

 

 

 

出来ないこと、悪くなった症状を見すぎるのではなく

出来ること、良かったことにもちゃんと意識を向け

今この瞬間を大切にしていきたいなと思いますクローバー