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静謐な記憶


ハマスホイとデンマーク絵画
背を向けた若い女性のいる室内
(1903-04)



最近うーん美術館、行ってないなぁ・・・



●Wikipediaより●
ヴィルヘルム・ハンマースホイ(Vilhelm Hammershøi,Da-Vilhelm Hammershøi.ogg サウンド[ヘルプ/ファイル],1864年5月15日1916年2月13日)は、デンマーク画家。姓はハメルショイとも表記される。作品としては、白・黒・灰色を基調とした抑えた色調で、時間の止まったような静寂な空気を感じさせる細密なタッチの室内画が中心である。室内風景画の多くには鑑賞者に背を向けた人物(その多くは彼の妻イーダ)が描かれている。


ハンマースホイは生前にはデンマークを代表する画家として、特に国外で名声を得たが、その死後は急速に忘れられていった。再評価が始まったのはようやく20世紀末になってからである。

読書する若い男のいる室内 (1898)



ハンマースホイは1864年、コペンハーゲンの裕福な家庭に生まれる。1872年、8歳の時から個人レッスンでデッサンを学び始め、1879年からはコペンハーゲンのデンマーク王立美術院で学ぶ。

1885年、21歳の時、妹のアナを描いた『若い女性の肖像、画家の妹アナ・ハンマースホイ』を王立美術アカデミーの展覧会に出品するが、アカデミーの授与するノイハウスン賞に落選したことで当時の美術家の間に物議を醸し話題となる。『若い女性の肖像』は、黒と灰色を主調としたモノトーンに近い色彩、曖昧な空間表現、自由なタッチなどが当時のアカデミーの趣味に合致しなかったものである。

1888年にはコペンハーゲンの歯科医で美術コレクターでもあったアルフレズ・ブラムスンが初めてハンマースホイの作品を購入。以後、ブラムスンはハンマースホイのコレクター・後援者として、生涯にわたり画家を支援した。ブラムスンは画家の生前にいくつかの展覧会を組織し、画家の没後には作品目録の作成や伝記執筆を行っている。

1891年にはアカデミーで知り合った画家ピーダ・イルステズの妹のイーダと結婚。彼女の姿はハンマースホイの多くの室内画に登場する。ハンマースホイはイーダとともに1898年から1909年までコペンハーゲン、ストランゲーゼ30番地のアパートで暮らし、その室内風景を多く描いた。この30番地のアパートは所有者が変更したため1909年に引き払い、1913年には筋向いのストランゲーゼ25番地に移っている。

1908年にデンマーク王立美術院の総会会員に就任し、1910年には同評議員になる。1911年、ローマで開かれた国際美術展で第一等を獲得。1910年代に入ってヨーロッパ各国で個展が開かれるようになり、評価が進んだ。

1916年にコペンハーゲンで咽頭癌で死去。晩年のハンマースホイは病弱で、1914年に母を亡くしたショックもあり、この頃の作品には未完成のまま筆を置いたものが多い。死の前年の1915年には遺作となった『室内、ストランゲーゼ25番地』という1枚の絵を制作したのみであった。



丸ブルーハマスホイとデンマーク絵画丸ブルー

会期:2020年1月21日〜3月26日
会場:東京都美術館
住所:東京都台東区上野公園8-36
開室時間:9:30〜17:30(金・2月19日・3月18日〜20:00) ※入室は閉室の30分前まで 
休室日:月(2月24日・3月23日は除く)、2月25日 
料金:一般 1600円 / 大学・専門学校生 1300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1000円 / 中学生以下無料

巡回
会期:2020年4月7日〜6月7日
会場:山口県立美術館
住所:山口県山口市亀山町3-1
開館時間:9:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月(5月4日は除く)

問い合わせ:03-5777-8600


●東京都美術館HP●