原田ひ香さんの本はとても読みやすい、あっという間に読めてしまう。
少し物足りなさもありましたが、
料理の作るシーン、食べるシーンは
いつもながら美味しいそうで楽しく読みました。
軽いタッチで書かれているお話ですが、
代々続いた老舗の料理学校の跡継ぎとされる主人公の女性のルーツには
現在ではありえない古い時代の家に対する考え方。
女の人生を何だと思ってるのか、
そしてそれに従ってしまう当時の女性。
昔の女性は大変でした。
現在は「嫌なことは嫌」と言える時代になりましたが、
ここにたどり着くまでの道のりを考えずにはいられませんでした。
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