江戸時代にベストセラーになった
「犬の飼育書」だそうです
終生飼育も訴えています
~一部転載~
病気の犬の栄養管理に関しては、
「消化しやすいものを与えて、
なるべく食べすぎないように」
と注意をした上で、
「食欲のない時は食事の内容を変えたり、、、
調理の内容を変えてみる。
また、やり方や与える時間も
変えてみてください」
と細かく指示しています。
暁鐘成の偉大な点は、
世界に先駆け、
飼い主に終生飼育を訴えている点にあります。
「狗(いぬ)は則ち人間の小児と心得べし。
その養い方悪しくして狂犬病犬と成り、
人を咬むがゆえに遠き山野に
捨てること不憫ならずや」
意訳すると
「ワンコは人の子供と同じ、
しつけが悪くて噛むからといって、
山に捨てては可哀想だよ」
でしょうか。
しつけして、
ちゃんと責任をもって飼いなさい、
と、まるで現代の飼い主に
教えているような内容です。
終生飼育の動物愛護の思想を盛り込んだ、
世界に類を見ない飼育書だったのです。