遺棄されたてあろう
猫たち
 
 
 
4ヶ月余り前、
市内の某所の道端にうずくまっていた
2匹の猫、
 
その猫たちを見つけた市民からの通報で
横須賀動物愛護センターに
傷病猫として保護されました。
 
 
1匹はチンチラゴールデン、
もう1匹はエキゾチックロングヘア。
 
2匹とも身体の情態は酷いものでした。
 
愛護センターのホームページで
保護猫として掲示していたのですが、
飼い主は現れませんでした。
 
愛護センターで
出来る限りの治療はしていただき、
チンチラの男の子は
家族に迎えてくださる方に譲渡されました。
 
でももう1匹のエキゾチックの男の子
家族に迎えてくださる方がまだ現れません
 
自分を迎えに来てくださる方を待っています。
 
 
たぶんこの2匹は推測ですが、
繁殖を生業にしている人が
繁殖に使えなくなって
不要となり遺棄したのではないかと思います。
 
 
センターに来た当初は、
チンチラの子は
酷い毛玉と歩行困難、
首が傾いたまま、
口内炎、
去勢手術なしの状態でした。
 
エキゾチックの子は
左目失明、
涙が常に出ていて
目の下は皮膚炎、
酷い口内炎でよだれを垂らしていました。
未去勢の状態でした。
 
 
この2匹のもとの飼い主が
繁殖業をしている人ではないか、
と言うのはあくまでも私の推測です。
 
でも、
この2匹以外でも
酷いブリダーに子猫を産ませるために
さんざん利用されて、
そのあげくに
ボロ雑巾のように捨てられた猫たちを見てきました
 
本当にくやしいです。
本当にせつないです。
 
ペットショップの店頭に並ぶ
かわいい子猫たち。
 
でもその子猫たちの
お母さん猫やお父さん猫が
どんな場所で
どんな暮らしをしているか
想像したことはありますか?
 
もちろん
真っ当なブリダーさんも
沢山いるとは思いますが
命を命とも思わず、
自分の金儲けのために犬や猫を酷使し続け、
使い物にならないとなれば
品物のように捨てる。
 
こんなこと決して許せるものではありません。
 
犬猫の販売、
繁殖業者への数値規制案
国会を通過して動物愛護法として
実現する事を切に願っています。
 
 
今愛護センターに保護されている
このエキゾチックの男の子、
里親様を募集しています。
 
 
里親様が決まりました
 
里親様募集