おたくま 経済新聞
善意のリレーで繋がった命
「仔猫生き埋め」 （詳細） その後
http://otakei.otakuma.net/archives/2018060702.html
「子猫が土に埋められていました」
こんなショッキングな文章と共に、実際の写真が
５月中旬ＷＥＢ上に掲載されました。
仔猫を救助した人が警察に届けを出し
届け出用に撮影していた記録写真を
活動を支援している保護団体の方が
当時、情報を求めるために掲載したものです。
この写真は何人かの方により、
ＳＮＳに掲載され 拡散されました。
この為、詳しい事は知らないけれども
目にした方は多かったのではないでしょうか。
（中略）
発見したのは、発見現場近くで、
猫ボランティアを個人で行っているＳさん。
５月９日のこの日
発見場所を毎日通る人から相談があったそうです。
「（東所沢にある）手も入らないような歩道脇の密生した
ツツジの植え込みから 数日仔猫の声が聞こえるが
姿がないので一緒に探してほしい」
という内容。
そこで、明るいうちに待ち合わせをして
現場に行ってみると 確かに付近から
猫の声が聞こえてきました。
しかし、植え込みの上から枝をかき分けて探すものの
声は聞こえるのに どうしても見つからない…。
するとこんもりした土が少し動いたそうです。
一瞬驚いたと言いますが
まさかと思い、慌てて手で掘って見ると
そのまさかが 現実となって現れたのでした。
出てきたのは５匹の子猫達。
植え込みの中は、小さな葉が長年積もって
腐葉土の様になっており
柔らかい土がかぶさっている状態でした。
お陰で土の間に隙間ができ、
仔猫たちが呼吸をすることが出来たものと考えられますが
前日、付近では大雨が降っていたこともあり
救助時の仔猫たちは、少し濡れた低体温状態。
再び仔猫達が鳴き声を出したことに励まされ
休診中にも関わらず、
診察を快諾してくれた動物病院に急行。
多くの人たちの善意のリレーの甲斐あって
仔猫達は一命を取り留めました。
仔猫達は、
メス４匹 オス１匹の キジトラちゃん。
仔猫達は、全てＳさんが引き取り大事に大事に育てています。
保護から１４日たった最初の取材の際には
仔猫達はまだ 推定４週齢でした。
当時、1日5回ほどのミルクを
一度に10～20cc飲み始めたこともあり、
Sさんにとっては嬉しい悲鳴であると同時に
日々が育児戦争状態。
保護から１４日目が開くようになった
「ただ、いくつかまだ不安が残されており
オスは、保護時には気が付かなかったのですが
足と尻尾に傷があったのか化膿して
皮が剥けてしまいましたが 回復してきています。
１匹のメスは胃腸の働きがイマイチなのか
ミルクを少量にし、回数を増やしていますが
痩せ気味で しばらく観察が必要かと思います」と。
離乳食を開始しようとした翌週・・・
１匹が体調を崩しつつも、それも何とか回復。
全員元気にご飯をモリモリ食べれるようになりました。
そんな中、支援者さん達の協力もあり
５匹全ての里親が決定。
さらに、トライアル期間を経て、正式譲渡されます。
保護から１か月近く みんな新しお家が決まりました。
■猫を生き埋めにするのは
「違法」だともっと知られて欲しい
■猫が増えすぎる前に
「さくらねこ」 地域猫として見守る選択肢
■避妊・去勢についての賛否両論
猫に限らず、
人と動物が共存していける社会作り。
今は壮大に思われる未来でも、
まずは一人でも多くの人が問題に目を向けることで、
その一歩が始まるのではないでしょうか。
長文です 全文はこちらから ↓↓↓
http://otakei.otakuma.net/archives/2018060702.html
「店先に…」
支援物資と思いきや 
「保護猫広場ラブとハッピー」 さん
ラブとハッピー様
「いきなりですみません。
近所のおばあちゃんが遺した猫のうちの１匹です。
外に離すというおじいちゃんから３匹預かりました。
２匹は里親さんを見つけましたが、
臆病なこの子だけ無理でした。
名前はケイン男の子 6才 エイズ白血陰性。
慣れれば触れます。
ラブとハッピーさんでは慣れない猫ももらわれると見ました。
私も引っ越しギリギリまで頑張りましたが、もう無理です。
身勝手なお願いですが後をお願いします。
本当にいい猫です。」
