「拾われた僕」
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僕はあなたに拾われました。
毎日、おいしいご飯をくれました。
外で汚れたら、お風呂で洗ってくれました。...
いつも、いっぱい遊んでくれました。
たまに、イタズラして怒られました。
けれども、
すぐに頭なでてくれて許してくれました。
あなたが泣いて帰った時、
僕が慰めました。
そしたら、いっぱい僕を抱きしめて、
いっぱい泣いてました。
いつも、あなたの布団で寝かせてもらいました。
いつも、あなたの暖かさが伝わってきました。
僕の体が痛くなって、
あなたは夜中に走って病院に連れて行ってくれました。
病院で先生のお話を聞いて、あなたは泣いてました。
家に帰っても、あなたは泣いてました。
だから僕はまた、あなたをなぐさめました。
そしたら、
あなたは僕を抱きしめて、
『ごめんねごめんね』っていっぱい泣いてました。
数日後…僕は体が動かなくなりました。
あなたは僕を抱きしめて、また泣いてました。
いつもより、いっぱい僕の名前をよんでくれました。
なんで泣いてるの？
また僕が慰めました。
僕は…少し眠くなりました…
あなたがもっと強く抱きしめてくれました。
なんで泣いてるの？
また僕が慰めました。
僕は…少し眠くなりました…
あなたがもっと強く抱きしめてくれました。
あなたの暖かさがいっぱい伝わりました。...
僕が起きたら、またいっぱい遊んでください。
僕はすごく幸せです。
おやすみなさい。
僕は…眠りにつきました…
この世で出会ったかわいい家族だから
最後まで見送る覚悟でいます。
終生飼養が当たり前になりますように。。。
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