いつもお読みくださりありがとうございます。

今日のテーマ、「ゲームとスマホと中学受験」これ、中学受験にとっては何よりも重大なテーマとなる家庭もある、皆さんが悩む問題だと思います。

 

最初に書きますと、実は我が家。。。。。「ゲームは(スマホゲーム含めて)今現在、新中3の息子も持っていません。やらせていません。」これは紆余曲折あっての現在なのですが、そもそも我が家にはテレビが昔からありません。

 

 私自身、テレビ大好きで、私の実家もテレビ大好きな家庭で、生まれたときには既にテレビが2台も3台もあるような家でした。父が自分が大好きな野球を見たいため、「俺は自分勝手に野球にチャンネルを合わせるだけじゃなく、ちゃんと子どもにもテレビを与えて、好きな番組見せてるぞ!」とか意味不明なドヤ顔をする人だったし笑い泣き、帰宅したらまずテレビをつける、みたいな家庭で育っており、私もテレビが常に付いているのが当たり前の環境で育ちました。

 

自分が結婚してからは当然テレビを家に置いていて、しばらくは、ひたすらアメリカドラマにハマったり(今でも本当は好き)、夫が呆れるくらいテレビをつけていました。が、子どもが生まれるにあたって、このテレビ漬け生活ってどうなんだろう、と思って、モンテッソーリ教育に興味を持ったことも重なり、思い切ってテレビの無い生活に切り替えることにしました。

 

しかし別に、子どもにまったくテレビを見せないというわけではなく、実家に行ったり(近い)、親せき宅に行ったりしたときには制限していませんでした。

また、DVDは選んで見せていましたし(日本むかし話セット、ジブリ、など)、アマゾンプライムでドラえもんとか、おさるのジョージとか、世界名作劇場とか、色々見せていました。皆さんが想像するほど、デジタル制限してはいません。とくに娘は息子の受験期にヘッドホンしてアマゾンプライム漬け(それでおさるのジョージで雑学を得た)でした。

 

まあ、今の時代、テレビより子どもはYouTubeを見ていることが多いので、あまりテレビって流行ってないのかなとも思います。

 

ただ、我が家はYouTubeも全く見せていません。とくに小学生までは。次から次へとおすすめが流れてくるのが嫌で、アマゾンプライムならOKだけど、YouTubeは制限していました。

 

前置きが長くなったのですが、(いつもすみません)だんだん本題のゲームと中学受験の話へ。

 

私の周りには、あまり幼児期からスイッチを与えたり、親のスマホを渡してゲームさせている家庭がなかったのですが、世間一般ではもう幼稚園の年長では当たり前にクリスマスプレゼントや誕生日プレゼントがスイッチですよね?

 

そうなると、ゲームは生活の一部であり、もちろんテレビなんかより格段に楽しく夢中になれるものとして育っている子が多いです。

 

幼児期や低学年のときはそれでも時間が有り余っていて、生活も成り立つのですが、ひとたび中学受験の世界へ足を踏み入れるともう。。。チーンゲームは悪魔の誘惑となります(笑)。子どもとのバトルの材料となります。

 

子どもからしたら、低学年のときはそこまで厳しく制限されていなかったのに、なぜ急に「一日30分」とか、「塾のある日はゲームする時間はないでしょ、だからその日は禁止」とか言われないといけないのか、さっぱり納得できません。

 

そして、ちょうど小3、4年というのはゲームの世界でも高度な内容が理解できてきて、「マリオカート30分」じゃ満足できない時期です。(経験者たちから聞いた話)。

 

高度で複雑なロールプレイングものなどに取り組みはじめ、絶対に30分じゃ満足できないそうです。(これまた経験者談)

 

私自身は、テレビは大好きなのですが、びっくりするくらい「ゲームの才能」がなくて、やっても面白いと思わないので全然気持ちがわかりません。現代は自称ゲーマーのお母様も多く、息子のクラス懇談会なんかに行くと「実は私もゲーマーでして、息子とゲームの話で盛り上がっているため、息子に強くゲームの規制について言えません。」とかお話されている方もけっこういます。

 

そういう方だと、気持ちがわかるのでしょうが、本当に私はゲームの楽しさがわからないし、センスもゼロです。

自分が小学生のころ、父がゴルフの景品でファミコンとか、バタバタとマットの上で飛んだり跳ねたりする「ファミリートレーナー」とか、いろいろ当てて持って帰ってきたので自宅にあったのですが、友達が来たときに少しやる程度で、全然ハマっていませんでした。

 

そういう自分の生い立ちと、あとは「ゲームは中毒性がある」という話が気になって、もともと子どもに小さい頃にゲームを買い与える選択肢が存在しませんでした。また、通わせていたモンテッソーリ園には幼児期にゲームを与える家庭が無かったです。別に園に規制されるわけでも、言われるわけでもないのですが、モンテッソーリ教育に惹かれる時点でそういう考えの家庭が集まってしまう面があるのだと思います。なので、息子や娘が「〇〇ちゃんが持っているからゲームがほしい」と幼児期に言うこともありませんでした。遊びにいっても、ゲームをする家庭はなかったので。

 

ちなみに、夫はけっこうゲーム好きなのですが、親がゲームをしていると当然子どももやるようになるので、妊娠中にゲームは売ってもらいました(笑)。

 

幼稚園関係ではない、友人の家庭では、お子さんが1歳でよちよち歩きしている時期に、朝起きるとパパのゲームのスイッチを入れているのを見て、ゾッとしたと話していました。喋れないうちから、ゲームってできるんですね。。。。

 

 私自身の超個人的な考えとしては、中学受験においては「ゲームは百害あって一利なし」です。違う意見の方ももちろんいらっしゃると思います。否定はしません。私の考えです。

役立つと言われている、マインクラフトだろうがなんだろうが、親の思惑と違って、子どもは絶対に誘惑に流れます。だって、スマホゲームも同じですが、世界のトップのような頭脳の持ち主が、全力で大人が依存するように作っているんですよ??滝汗

未熟な子どもがそこから逃れて、あまり目的もはっきりわかっていない状態の勉強に切り替えられるのは奇跡に近いと思います。

 

ビル・ゲイツだって自分の子にはスマホを強く規制していたとか。。。マジか!?って思いません?散々うちの子たちを誘惑しといて!(笑)

 

今小学生に流行っている「フォートナイト」というゲームにも、抵抗があります。あれってそもそも、15歳以上に推奨なんですよね?それなのに小学生もばんばんやっているし、チームで戦ったりするので、友達と時間を合わせてオンラインで遊んだりとか親が見えない遊び方をしていて、トラブルになった話もたくさん聞いています。武器を買うための課金も、トラブルの1つで、「友達が武器を買ってくれた」とか、ではそのお金の出どころは?相手の親は知っているのか?など、困っている話は枚挙にいとまがありません。

 

小学生になると、息子は4年生くらいかな、「お友達が持っているから、ゲームほしいな」と言いましたが、「我が家は買わない」と宣言していたので、まったく買いませんでした。そうしたら、息子の友人が学年を調査して、「おい!この学年でゲーム持ってない男子は〇〇と、俺と、あとお前くらいだぞ!」って教えてくれたらしいです。笑い泣き 

 

5年生のときのママ友は、「土曜の20:3 0からフォートナイトやるから集合(オンライン)」と言われて、キレた!と話していました。「そんな時間、もっとも勉強させなきゃいけないじゃん!」と。。。

 

我が家はゲームを与えなかったので、そのバトルは受験中は無かったのですが、中学に入ってから、ゲームとかスマホとかで大バトルがありました。現在も問題は解決していません。。。がそれは次回以降に書くとして、

 

 

 ゲームやスマホにまつわる面白?!いや笑えない実際のエピソードを紹介します。全部、私が直接聞いたり見たりした実話です。

 

①制限時間を守らない(もはや、当たり前のエピソード)

 

②寝室に持ち込んで、親が寝てからやる(これもよくある)

 

③友達が無理やり誘ってきたテイにする(これまたよくある)

 

④デバイスでWi-Fiを切られるのを避け、友達のswitchと交換してコッソリ時間外もやる(だんだん、頭脳派に!)

 

⑤子どもが休みで、自分が仕事に行く場合はswitchを持って出勤する(これもアルアル)

 

⑥隠しておいたはずのswitchをなぜか、子どもが探し出して持っている(どんなに巧妙に隠しても、子どもは発見します)

 

⑦隠しても隠しても見つけるので、自分の枕の下にswitchを敷いて寝たら、早朝に寝ている自分の枕から抜かれていた!(これはかなり爆笑のエピソード)

 

⑧switchやネット、スマホの時間制限をしたのに、なぜかゲームをやっている痕跡が。。。調べてみると、時刻設定や国設定を変えていた!(めっちゃ頭脳派!)

 

⑨テレビがネットにつながってしまうので、テレビのリモコンを持って出勤している(もう、涙、涙の努力)

 

⑩家庭の制限がきついので、学校のクロムブックやiPadでゲームをして学校でも怒られる。(なんで規制をくぐり抜けてるんだろうか。。。。もはやわからない。これも我が家もありました。)

 

⑪家の金庫にしまったはずのスマホ、指紋認証なのに開けられた!(これも、我が家。なぜ開けられたのかは、いつか。)

 

⑫色々騒動があって、自宅の簡易金庫にiPodを没収したが、ある日子どもが持っていた。昨日まで金庫にあったはずなのに。。。ちゃんと確かめたのに。。。。(実はその「たしかめ」はiPodの入った箱を触っただけ。子どもはiPodの箱に同じくらいの重りを入れて、触っただけでは持ち出したのがばれないようにしていた叫びもう、金庫すら、油断できません。これも聞いたとき爆笑してしまいました。親が触っただけで、中身入っている、と思うのを読んでいたのですね。) 

 

まだまだあったはずですが、今思い出せるだけでもこれだけあります。

⑦の枕の下は、聞いたとき大爆笑でした。ママは疲れていますからね、、、抜かれても気づきません。

⑩の指紋認証が破られた話は、別に息子がめっちゃ高度な技で金庫破りしたわけではなくて、たいした仕掛けはなく、夫のミスからなのですが、もう、油断もスキもない。。。。

 

今日はこれくらいにして、また続きは明日と思っていますが、もちろん、理想は、「子どもが自分でゲームやスマホ時間をコントロールし、便利なデバイスとして使いこなす」です。

 

しかし今まで小学生でそれが出来ている子(特に男子)には、数人しか会ったことがありません。99パーセントの子が無理です。

 

ちなみにその数人のうちの2人は、筑駒、開成合格です。1人は灘もです。女子の御三家に行く子もそもそも、そこまでゲームやスマホに執着していない子ばかりでした。

 

中学生だって、コントロールは全然できません。大学受験の高校生や浪人生だって、なかなかコントロールできていません。

本当にゲームやスマホは難しいです。

 

書いていて、ため息ですが、次回に続きたいと思います。