お読みくださりありがとうございます。

 

毎日、真剣に直前期の子どもたちと向き合っておりますが。

 

この時期はその子その子によって使う教材はさまざまで、個別や家庭教師では完全オーダーメイドで対策しています。

 

中堅校狙いから、御三家クラスまでさまざまですが、

中堅から上位校くらいまで幅広く使えるチェック教材を紹介します。

 

まず、算数の教材といったら『東京出版』さん。私も絶大な信頼を置いています。言わずと知れた『中学への算数』を出している会社です。

基本、『東京出版』の教材は難関校向けで難しいと思ってください。

しかしこの『東京出版』が出している中で最も易しいレベルが私が大好きな『基礎固め』シリーズです。

基礎固めシリーズには、「図形」「文章題」「数」と3つあり、全部買うべき、やるべきです。

 

基本中の基本問題から、けっこう難しいレベルまでどれも過去問で構成されており、分野別になっているのが使いやすい。

 

6年生の春くらいから使っていけるのが理想ですが、算数が苦手な子はこの1月も私は何度もその子の苦手分野を指定して解かせています。ちなみに、子どもには「苦手だね」とは言いません。親や先生に「苦手」と言われるとそう思い込む子がとても多いです。「ここが良く出るから強化しよう」「ここで凡ミスしていたから、分野を集中して対策しよう」みたいに伝えています。

「苦手」という簡単な言葉で逃げることはしないよう気を付けています。けっこう、「ぼくこれ苦手分野~」などとしたり顔で言うお子さんも多いです。自分で言うのはやめさせましょう。

 

私の手持ち問題集、手持ちゴマとして大活躍の『基礎固め』シリーズ。

薄いし使いやすいです。

 

ただし、子どもが解くときに問題がひとつ。。。

これ、同じページの真横にわざと解答解説が載っているんです。教えるほうなどは使いやすいからいいのですが、「自力で見ないで解く」ことが当たり前になっていない子、まだ受験が他人事で、何のためにこの問題を解いているのかわかっていない子には親がコピーしてあげて、解答と切り離して渡す必要があってめんどくさいです。

 

子どもも、「わたし、この問題が出来なきゃ困る!」「一人で解けるか確かめたい!やらなきゃ!」という意識になればとなりに答えが合っても写したりしません。

 

あと二週間を切りましたが、算数の特定の分野の基礎固めをしたい方に本当におすすめです。

頑張れ受験生!