息子の中学受験振り返りです。

 

話は脱線しますが、中2の息子の代には現在も続く超超有名ブロガーさんがいらっしゃいまして。

その方のブログはもうしょっちゅう炎上したりしていまして、そういうのを眺めながらいろんな意味ですごいなあ。。。と思っていました。

 

成績もトップクラスですし、資産もすごそうですし、勢いと、信念ともう、私なんかこれで他人さまのお子さんを教えてていいのかな?っていうくらいの熱量で、よく読ませてもらっていました。

 

その方はサピックスから鉄緑会と王道を行かれていますが、そのほかにも自宅学習メインで頑張っていらっしゃる方も多くてよく参考にさせてもらっていました。

 

そういうトップブロガーさんのお子さんはトップクラスの成績の方が多かったですが、息子は全くトップクラスではなかったので紆余曲折ありながらも我が家なりの中学受験をした、という感じです。

 

塾なしの一番困るところは、やはりライバルが見えないことです。息子のように偏差値40台から60台まで幅広く取ってくる子には偏差値も順位も数字にしか見えず、お友達と切磋琢磨して刺激を受けるということが出来ませんでした。

 

5年生の終わりくらいには塾に入れようかなとも思ったのですが、外部生には冷たい塾が多く、一番フラットに入塾させてくれるサピックスだとテキストが息子に対して難しすぎる(サピックス難しすぎるよ問題はまた後日書きたいです。)なか、目をつけたのがいつテストを受けても親切な「早稲田アカデミー」でした。

 

早稲アカのNNならば、外部生でも喜んで受け入れてくださるし、同じ志望校を目指す仲間と切磋琢磨できる!そう思って5年の途中からとりあえずNNに入ることを目標にしましたびっくり

 

私の中で、志望校は男子校であることは決定で、進学校>附属校 だったので息子の意見も聞きつつ、トップの開成のNNに入ることを目標に勉強しました。

 

しかし私の腹の中では、この子に開成は無理だなあ。どうあがいてもNNも無理だなあ。NN駒東ならば頑張ればかするかもしれない。そう考えていて、6年生のとき、実際NN駒東には入ることができました。

 

駒場東邦はとても魅力的な学校で、さまざまにご縁もあり何度も見学に行っていたのでもちろん入れたら最高だね!というチャレンジ校としました。

 

私が今までいろいろな中学受験を見てきた中で一つ確信しているといってもいいのが、「駒東目指してたら駒東は入れない」「開成目指してたら開成は入れない」というものです。

意味としては、その学校を「目指して」やっていても、絶対にトップ層の子たちが余裕で受かってきたり、その下のラインだとその子たちが滑り止めで受けてきたり、とどんなレベルの学校でも「そこ」を目指していたのでは中学受験では合格は難しい、という体感です。

 

小学生だからなんでしょうかね、どうしてもゴールを決めると子どもは走り抜けないで手前で止まることが多いような気がします。1,2年生の50メートル走みたいな感じです。ゴールテープが見えると速度を緩めてしまう。。。

 

ですので、息子もNN駒東入りをして駒東を目指すという想定で勉強しつつも、今実際に通っている第1.5志望の学校に確実に合格したい、と親の私は思っていました。

 

息子はNNに通ううちに当然のように「駒東に受かりたい」と思ったようですが、思ってるわりには課題をためこんでいたりむかつき全力はなかなか使っていなかったですね。

 

現在の学校も、最初は考えていなかったものの4年生のときにお友達の進言をきっかけに学校見学へ参加し、そこで息子は一目惚れびっくり「絶対にここに通う!」と言って志望校となった学校です。

 

私もとても気に入って、ぜひ通わせたいなと思ったので結果現在通うことができて本当に良かったと思っています。本人もとても楽しく通っています。(成績は真ん中や時には真ん中より少し下を彷徨っていますが凝視

 

NNは当時コロナで発言が禁止されていたりして思ったよりもお友達との交流ができず、刺激は少な目でしたがそれでも塾なしの我が家にはとても良かったです。

 

息子はNN校に落ち、現在通っている学校、ちょっとだけ偏差値が下の似たレベルの学校、滑り止めと考えていた学校、それに1月の前受校の4校に合格をもらいましたが、NNに通えていなかったらその他も厳しかったのかもしれないと思っています。

NNはもちろん、その学校に特化した勉強なのですがなんというか早稲アカの熱い先生の気合いに触れることで得たものはあったと思います。まあ、本来受け取るべき熱意の9割くらいはスルーしているのがうちの息子ですが絶望

 

ひとまず、息子の塾なし中学受験の概要はこんな感じで。

また詳細は時々書きたいと思います。

 

我が家は塾なし、とはいえ、私は中受のノウハウを持っており、模試も多数利用、早稲アカのNN参加、家庭教師で算数教科、と塾なしというよりは「カスタマイズ」?「オリジナル」?中学受験という感じでしょうか。

ちなみにかかった額は受験料をのぞいて100万円はいかないかな、くらいです。なのでそんなに格安ではないですよね。NN代とトップレベル家庭教師代が大半です。それでも周囲に比べるとかなり少ないですね。

 

娘をどうするか、はまだ決めかねています。息子よりは一人で吸収できる子なので塾の意味がありそうです。

現在やっているZ会や浜学園の最高レベル算数などをこれからどうしていくか、悩み中です。