口唇裂を診断されてから、いろいろ病院を調べたり問い合わせたりしてみたけど、いまいちどこの病院がいいのかわからなかった
ということで今回の妊婦健診では、いろいろ疑問に思ってたことを聞いてきたよ!
さく夫とさく太と3人で山王バースセンターへ。
まずはいつも通り尿検査・体重・血圧測定の後、今日は糖負荷検査のためにトレーランG50gを飲んだよ。
飲んだ1時時間後に採血だから、その間に診察するって言われた。
すぐに診察室に呼ばれて、早速エコー。
今日は赤ちゃんの顔がはっきり見える体制だった
しっかり見てもらって、口唇裂ははっきりと確認できた。
思ってたよりも深い裂かも
鼻がはっきり見えてかわいいって思ったけど、左側が少し潰れてるって。
眼球や心臓も見てもらったけど問題ないみたいで安心。
エコーが終わって、先生に質問したよ。
口蓋裂はあるか?
→エコーでは確認できなくて生まれてみないとわからないけど、たぶん口蓋裂もあると思う。
産まれる前に口唇口蓋裂の病院を決めておきたいので、おすすめの病院を教えてほしい。
→次回までに調べておくね。
出産した後の流れを教えてほしい。
→系列の山王病院では口唇口蓋裂の手術はできないから、退院後に他の病院の形成外科の診察を受けることになる。詳しくは、出産前に新生児科の先生とお話しできる機会を作るから、その時に聞いて。採血まで時間あるから今日できるか確認するね。
確認してもらったところ、すぐに新生児科の先生とお話しできるということで、いったん待合室へ。
すぐに呼ばれたよ。
見覚えのある先生。
さく太を出産した時にお世話になったかも
早速いろいろ質問。
バースセンターで出産した場合の流れについて
→哺乳に問題があることが多いから、NICUで預かって経口哺乳ができなければチューブで飲ませる。
生まれたときに呼吸に問題がある場合は赤ちゃんだけ慶應大学病院に転院する。
初診とホッツ床を作るために、新生児科の先生が付き添ってくれて希望の病院の形成外科に行ってまた山王に戻ってくる。その時に救急車は使えないから、赤ちゃんの負担にならないように近くの病院がいい。ホッツ床は1週間ほどで完成する。
形成外科のある大学病院に転院すれば、スムーズに赤ちゃんの治療が進められていいかもしれないけれど、出産には今のところ問題はないからバースセンターで出産しても大丈夫。
産後の通院のことも考えると、前回の出産が無痛分娩で産後もすごく楽だったから、できればバースセンターで出産したい。
おすすめの形成外科を教えてほしい。
→3年前くらいまでは昭和医大が大多数の口唇口蓋裂の子の受け入れをしてたが、神奈川に移転したので遠いからおすすめできない。東京の病院だと成育医療センターや東京医科歯科大が多いかな。
口唇口蓋裂は症例の多い疾患だから、たいていの大学病院では扱ってる。今後、頻繁に通うことが多くなるから、自宅から通いやすい病院がいいのでは。
出産前に病院を決めておきたいので紹介状を書いてほしい。
→紹介状は産科からの方がいいから、担当医に伝えておくね。
赤ちゃんと一緒に退院できるか。
→両親の方針次第かも。親が面倒をみれるなら退院できるが、手入れなど不安であればNICUに入院させておくこともできる。
ホッツ床ができれば哺乳がしやすくなるので、そのタイミングで退院することが多い。
急な相談なのに、すべての質問に丁寧に答えてくれてすごく安心できた
診察室から出て時計を見ると、ちょうど採血1分前。
さく夫にさく太のごはんをお願いして、さくらは採血へ。
採血が終わるとまた担当医の診察室に呼ばれた。
成育医療センターが気になってるし、慶應病院も術後の症例の写真が綺麗で良さそうだったので、両方に話を聞きに行きたいと相談すると、なんと先生は前に成育にいたそう!
成育は大きい病院なので形成外科の前に産科にかからなければいけないので時間がかかるから、とりあえず成育の予約を取ってもらうことになった。
成育なら山王バースセンターと同じで24時間完全無痛分娩をやってるから、出産前に転院することになっても安心だねって言われた
無事、再来週に成育の予約がとれて安心
紹介状を書いてもらおうと思ったら、緊急のお産が入ったみたいで、時間がかかるので後日取りに来ることになった。
忙しいのに、ゆっくり話を聞いてもらえて本当にありがたい。
成育に行ったらまたブログで報告しようと思ってるよ。
いい病院だといいな