この間、お正月だと思っていたら、もう早3月。
心忙しくしている毎日に、時間が足りないと思いながら、
どんなに小さな幸せも見逃さずに過ごしたいと思いながら、
してあげたいことばかりが、
やりたいことばかりが
募り募っては過ぎてしまうような毎日だけど。
それでも時は確実に過ぎていき、
私も、
私のまわりの大切な命も、
確実に歳を重ねていく。
一生という限られた時間の中で、果たしてどれほど私はその大切な命を大切に出来るのかな?と、いつも、いつも考える。
そんなことを小さな頃から、いつも考えていた。
そして、3月になったということは、私はまたひとつ歳を重ねる。
そこで、素敵に歳を重ねるのに、増やしていきたい必要な三種の神器を考えてみた。
すぐに答えは出た。
それは、【品】、【知性】、【信用】だった。
それが備わるように、今年49歳になる私は、
美しい言葉を遣いと、
美しい振る舞いで、
人を敬い、
人の痛みを素早く、深く理解し、
自分の痛みと同じに扱え、
些細なことでバタバタ、ガタガタしない。
足るを知り、
どんなに些細な幸せも見逃さず、
すべてに感謝出来る。
負けることを厭わず、勝つことの愚かさを知り、
負けの中に永遠の学びと愛があることをあたりまえに知っている。
闘うことの愚かさを知り、
何も、誰も否定しないことで、
自らが武器を持たないことで、すべての者に武器を横に置かせ、捨てる勇気を与える。
こだわりがなく、
柔らかな心で、
争わない。
闘わない。
そんなことを胸に生きた先に、その三種の神器を手に入れたい。
今日、桜が咲いていた。
大好きな桜の季節だ。
さくらと出逢った3月を迎え、
40代最後の年を目前に、
改めて、自分の行きたい方向と、生きたい道を定めておきたかった。
日々、色々なことがあるけれど、
何かある度に、自分は何を大切にしたいのかがよりクリアーになっていく。
3月は私にとっていつも何か素敵なことが始まる月。
どんなことも素敵なことに転じる強さと逞しさを持ちながら、
生かされている一瞬、一瞬の輝きを余す所なく感じて生きたい。
何かあった時にこそ、
何かに迷う時にこそ、
自分がしたいと思う事を、
こうした方が気分がいいと感じる事を、
やった方がいいと知っている事を、
迷わず軽やかにやっていこう。
さくらと出逢って気づけた、人生の指針である【愛と感謝と笑い】を胸に、
さくらと出逢えたからこそ、出逢えた5つのかけがえのない命たちを腕に(笑)