昨日、5月19日で、さくらが空に還ってからちょうど半年経ちました。
14年前の私の誕生日の前日に、家族になったさくら
その日から14年という歳月の中をずっと、それまでの中での私の人生の中でいちばんの波乱万丈な時を共に生きてきてくれたさくら
あの頃は、朝と夜も仕事で、さくらをひとりにさせる時間もあくさんあって、さみしい時間を過ごさせてしまったこともあったね。
でも、帰って三階のドアを開ければ、いつもさくらが待っていてくれたね。
いつも、どんな時も、ただただ愛だけですべてを共有してきたさくらと私。
さくらの温もりは、どんなに疲れている私も、一瞬で癒してくれたね。
言葉はなくとも、
人間と犬であっても、
そんなことはとうに超えて、
確かな愛だけで、
確かな絆だけで、
互いを思い遣って生きてきたさくらと私。
さくらと家族になったその日から、
さくらが空に還るその日まで、
最初から、いつか別れがくるとわかっていたけれど、
仕方のないことだとわかっていたけれど、
その日が来るのがずっと怖かった私。
宝物のような、
神様からのギフトのような、
さくらと、
さくらとの時間を、
1日、1日を慈しんで、
一瞬、一瞬を愛おしんで、
過ごしてきた13年と8ヶ月。
毎日、毎日、『おはよう!』と『おやすみ』を繰り返し、
その日が来るまで、
毎日、毎日、1日たりとも呼ばなかった事などなかった『さくら』の名前と、
毎日、毎日、1日も忘れることなく伝えてきた『ありがとう』を、
おそらく、これまでの人生で、いちばん口にした事が多かっただろう『さくら』と『ありがとう』を、
私は今もその記録を更新し続けています
すべてを見通す目を持っていたさくら。
その目に映る私は、いつもクリアーで綺麗だったかなぁ?
ねぇ、さくら。
あなたの姿が見えない今も、
私はいつもさくらの存在をすぐ側に感じて生きているよ。
悲しくなったり、
迷ったりした時には、
いつもさくらの名前を呼んで問いかけているよ。
いつも、みんなのことも見守っていてくれてありがとう!
私は今も変わらず、あなたという、愛そのものである存在と共に生きているよ。
依存や、執着ではなく、
汚れないさくらの存在に恥じぬよう、
神様からのギフトに違いないさくらと過ごした日々に心からの感謝をして、
今を心を込めて生きているよ。
私の腕の中にあったあなたの温もりを感じた最後の日が遠ざかる毎に、
私の胸の中のあなたの存在と温もりは、日増しに確かなものになっていく不思議の中を生きているよ。
ありがとう!
さくら!
私もいつか空に還るその日までで、
きっと私の人生でいちばん使った言葉になる。
いつも、いつも、ありがとう!
愛を、愛を、ありがとう!
さくら