昨日、母・みち子の白髪染めをしてあげていた時のことでございます。
花○製品の泡ナントカカラーとやらで染めて欲しいと母から依頼を受け、説明書通りに1液と2液を混ぜると、みるみる間に透明だった液体が茶色に変化し、毛染めらしい色に変わったのに驚きながらも、母の髪に塗布したあたしなのでした。
説明書によると、その液は作り置きは出来ないとのこと。
それならばもったいないから使ってしまわねばと、ゴム手袋をしたあたしの手は、夢中で母の頭を泡だらけにしていました。
が、ふと、見ると、母の首筋に茶色い液がダラダラと血糊のように流れているではありませんか!!!
慌てて顔を見ると、やはり顔にもダラダラと液が流れ落ち、母は目に入らないように顔を上げていたものの、やはり血糊のようになっていて、慌てて拭き取りました(笑)
(笑)って、笑い事じゃないですよねぇ
何故か、こんな時だけ我慢強い母・みち子。
言えばいいのに、私に染めてもらっているからと言う気持ちからか、我慢していたのかなぁ?
次から次に流れ落ちる液にてんてこ舞い
母にあげたばかりのニットの上にもダラダラ・・・
あげたニットが濃い色で良かった
『あたしゃあ、毛が薄いからこんなに垂れてきちゃうんだよ!普通の人はこんなんならないんだよ、きっと。』と言う母に、本当のコト過ぎて、何も言えなかった娘・佳寿子なのでした
それから私たちは言うまでもなく、説明書の中で指定されている20分という時間を待たずにシャンプーしたのでした
洗い上がって、ドライヤーで乾かしてあげると、母は一言。
『上等上等上等博覧会』と、語呂はいいけど意味不明な言葉であたしを慰めてくれたのでした
今日も、朝一で実家に顔を出すと、うっすら染まった髪の母が顔を出し、『今から出掛けるからね!』と言う私の一言に頷いていました
また、今度はもっといいやつ探してあげるからね
みっちゃん
※ 上の写真は、日本平ホテルにて、めっちゃ高いランチを、あたしが奢らされた日の一コマ(笑)