神峯山寺は修験道のお寺さん
うちから車で30分ほどの川挟んで隣りの高槻市の山に、神峯山寺というお寺さんがあります。
「かぶさんじ」
と読む。
なかなか読めないよね😅
ここはなんと1300年の歴史のあるお寺さんでした。
役行者(えんのぎょうじゃ)が開山したお寺さんです。
夏は青紅葉のきれいな山寺です。
秋も赤紅葉がめっちゃキレイなようです。
御朱印は毘沙門天です。
ここはもともとは修験道の場所として開山され、のちに仏教と融合して現在まで生き残ったお寺さんです。
一時期 山岳信仰自体が弾圧されそうになった時も、天台宗のお寺ですと名乗って、生き延びたようです。
皇室や豪商との繋がりもあったりで、
大事な山岳信仰を守るために
臨機応変に立ち回ることができる柔軟な賢さ。
毎日、毘沙門天護摩祈願をしているそうです。
土日は太鼓もあり迫力あるそうです。
神がかりな開山エピソード
ここの開山エピソードが神がかりで、
役行者が、奈良の葛城山から神峯山寺の九頭竜滝の水しぶきが光るのを見て、
「ここや!」
って、奈良の山から付き人やらなんやら引き連れて、
高槻のこの山まで来たようなんです。
それって すごない!?
昔はビルもなくて遮るものが何もないとはいえ、この距離のものが見える視力の良さ!
近畿自動車道を使って68キロ。
車だと1時間。
兵隊の行軍で1日40キロが限度だそうで、
舗装されていない時代の道、
山あり谷あり、途中で大きな淀川もあるし、
1週間は悠にかかったはず。
どんな信念でそんな大変な行程を歩いたんだろう。
九頭竜滝が光るのを見て、
「神に呼ばれた」と、人生を全振りして動く。
すばらしすぎる…
ここはお寺さんといっても、山伏のような格好で山修行をしておられます。
(拝借画像)
そうそう、ちょうど、山伏の格好をした方達が、山に螺貝練習をしにいく場面に遭遇。
木の隙間から一瞬だけ。
苔むしたなつかしいお茶屋さん
で、
神峯山寺は大阪の東海自然道の途中にあり、
お寺の入り口にあるこの苔むしお茶屋さんは、
ランナーやハイキングの方達の憩いの場所でもあるそうです。
お茶屋のおばちゃんとお寺の成り立ちの話から介護の話から
朝日の中の妖精の写真をみせてもらったりとめっちゃ話しこんでいたら
ちょうどランナー集団が、汗だくになりながら到着。
リーダー格の外国人のおっちゃんが、
瓶コーラを美味しそうに3本一気飲みするシーンに遭遇。
女性も男性もみな筋肉質で清々しい!
見てるだけでパワーもらいました!
猛暑日の36°超えでしたが、
森の中はちょうどよい涼しさ。
「また来たい!」
と思わせる空間でした。
毎日手入れされている苔たち
今となっては懐かしの電話ボックス
葉っぱもないのに…
登りやすかったのか?
重なるセミの抜け殻
ここが九頭竜滝
水量は多くはない
納骨堂の手前にかわいいふくろうの石像
お茶屋さんの苔
おばちゃんが「ここに立つねん」と指定してくれたポジション
こうやってみると妖精が映るのもわかる気がします
近くに住んでいるのに、全然知らなかった神峯山寺のお山。
次回は、役行者のゆかりの山、
奈良の葛城山からこのお山を望んでみようと思います。
ではでは 今日はこの辺で
今日も ハッピーな1日をお過ごしくださいませ。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
スピリチュアルカウンセラー千世の公式LINE
ブログ更新情報や電話相談予約はこちらからどうぞ