私の小指がはじめて紫色に腫れてしまったのは、2年ちょっと前の話。
その後、色や腫れは少し落ち着いてきたものの、痛みや違和感は変わらず…
先日の日記で、夫の主治医に診て頂いた事も書いたかと思います。

月1回の診察を先日受け、思い切って先の見通しを聞いたところ、言いにくそうにされながら、
治らないねぇ…といったような事を言われました。
小指の変形や痛みはどうやら完全には治らないようです。
痛みも装具をつけて補助しつつ、薬を飲んだりして折り合っていくしかなさそうで。
手首の方は、もう少し要検討といった感じではるようですが…

変形は仕方ないとしても、痛みや違和感は、きちんと握りこめない(曲げた指の間から小銭や砂状のものがこぼれてしまう)というのは色々不自由だな。
まあしょうがないか…と、少々がっかり。

しかし、妙に冷静に受け止めている自分にちょっとびっくりもしていて。
(むしろ、夫の方が先生に色々食い下がって聞いてくれた)

一応、私の指はちゃんとついてるし、不自由ながらも動かせるし。
ハンドモデルさんでもないし、手の細かな作業が必要な仕事でもない。
ここの病院には、文字通り指や手を失った人たちが来て、治療を受けていること。
その方達と、実際にあってお話もしていること。
皆さん、可能な限りの可能性を見出す為に、日々治療やリハビリに勤め、気丈にふるまい、
時に明るく笑ってさえいること。

たぶん、元の才能もあるけれど、ネイリストやイラストレーターのような仕事は、プロとしては物理的にもう無理だろうけれど。
趣味ではできるし、新しい生き方を考えるいいキッカケになったかな。

…なーんて、コレを書くのに、一週間もあけなきゃならなかった所は、まだまだ肝が据わってないかなー(^-^;
ま、人生まだ長いし、いい夫婦の日(11/22)・いい夫妻の日(11/23)も迎えたことだし、夫と前向きに生きていく事をまた考えようと思っています。