今回の日記は、いつにも増して、フェレットを飼う事に興味がない方には「???」な内容となっておりますm(_ _)m


最近、参加している某フェレコミュ(フェレットを飼ってる人たちのコミュニティ)で、『愛するフェレットたちへ、どんなものを与えたら良いのか』というようなテーマでの論議がさかんに行われていました。


私は、獣医をはじめとする動物の健康に関するプロでもないし、本を何十冊も読むほどに勉強するほどの努力家でもないし(凄い人は洋書まで読みこなすらしい…)、おおむねのところを数冊の本やネットでの調べ物で知識を得ているに過ぎないので、読むだけ状態です。


コミュで書き込む勇気はとてもじゃないけど出ないけど、自分の日記には、ちょっと書いておこうかな、と思いまして備忘メモです。


■フードについて。


うちのなつこさんには、数種類のフェレットフードを混ぜて与えています。
色んな人の意見をお伺いした結果、ほとんど輸入のフードを使っている関係上、万一輸入されなくなった時の事を考えて、色々少しずつ馴れてもらおうというのが主な目的です。


《現在のフードのブレンド内容》


・8in1 新アルティメイト
・イースター フェレットセレクション パフォーマンス
・イースター フェレットセレクション・シニア
・トータリー フェレットフード・グロース&メンテナンス
・Solid Gold カッツフラッケン (キャットフード)


これに、フェレのサプリの乳酸菌やテクニケア、ナルヘソなどのサプリ粉末を場合に応じてふりかけて与えています。


《今後検討したいもの》


・Natura Pet Products INNOVA EVO フェレット


イノーバのEVOのフェレット用は、評判は良いと聞いていましたが、なかなかお目にかかることがなかったのです。
が、最近になって日本でも手に入りやすくなったようです。(それまではキャットフードの方だけだったらしい)


■オヤツなどについて


理想的な食事をしていれば、はっきり言えば必要ない、と言われる方もいますが…
それでなくても、一日の殆どを寝てすごすフェレの楽しみと、しつけやコミュニケーションの一環としてある程度はあってもいいかな…というのが私のスタンスです。
人間だって、完全に身体にいいモノを食べているわけではないし、野生動物もしかり。
勿論、健康で少しでも長く一緒にはいてもらいたいけれど、長生きすること「だけ」が幸せではない。


なによりも、「理想的なフード」というものが、完全に立証されて無い以上、補助的な食事を全否定することはないと思うのです。
フェレにとっても、知的刺激にもなるでしょうし、生活に変化が出せるし。
毎日は駄目だと思いますが、たまのお楽しみがあっても良いのではないでしょうか。

ただし、やはり『フェレットは肉食獣である』ということは忘れてはならない事だと思うのです。


市販のフェレットのオヤツの中には、干しブドウやパパイヤスティックなどのドライフルーツもありますし、ダックスープ(フェレの療養食)のレシピ紹介の中にもバナナを少量、と記載された物もあります。


が、私はフルーツなどは与えるべきではないと思っています。


果物には、食物繊維や果糖が豊富に含まれています。
これらは、消化器官の短いフェレットという動物にとっては、内臓に負担をかけたり、長期に摂取しているうちに、インスリノーマなどのフェレの宿命のように言われる病気の一因になるとも言われているからです。


わざわざ、身体に負担がかかると分かっているものを与える必要もないでしょう…というのが私の考えです。


なので、私がなつこに与えているオヤツは、100%チキンジャーキーなどの肉系のものです。
(正直、他のオヤツを与えていた事もありますが、色々教えていただくようになってからはやめました)


■フェレットバイト・ラクサトーンについて


バイトは必ずしも必要ではないと言う方もかなりいらっしゃいます。
それは事実なのでしょう。(あげすぎるとお腹もゆるくなるし)
ただし、薬を上手に飲ませられない場合や、極端に食欲を無くしている子の食欲増進のために、少量用いるのには、有用で便利なサプリメントだと思います。
私は、なつこのフィラリア予防薬を飲ませるときにお世話になっています。
(シリンジで飲ませるのに、そもそも保定されるのが嫌いな なつこと、不器用な私のコンビでは阿鼻叫喚の大騒ぎになり、お互いに大変なストレスになってしまったため…)
バイトを好まない子もいますが、なつこは幸か不幸か大好きなようで…いずれ使わずに投薬できるようになれば出番も減るでしょうが、いざという時のために用意だけはしています。


逆に、ラクサトーン(毛玉とり)は、換毛期などに自分の身体を舐めて口に入った毛が、腸内にたまって腸を詰まらせるのを防ぐためにも必要なものだと認識しています。
フェレットは、「吐き戻し」が非常に苦手な動物なので、自然に排出されるよう促す物は不可欠だと思います。
特に私の場合、誤食騒動で開腹手術を受けさせてしまったので、お腹に何かが詰まってしまうのはとても怖く感じています。


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以上、とりとめのないままですが、私の現状と考えでした。


■参考サイト
JFA(ジャパン・フェレット協会)の「フェレットの栄養学」
http://www.ferret.gr.jp/nutrition/food.html

以下、サイトの抜粋です。


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保証分析値は?
 すべてのライフステージのフェレットのために開発されたフードは、36%以上のタンパク質と22%以上の脂肪を含み、繊維が2%以下でなければなりません。


*****(中略)*****


太りはじめたときは、フード(おやつやごほうびも)の給与量を減らせばいいのですが、それまでより運動量が落ちていないことを必ず確認してください。
(訳注:1999年現在、筆者は栄養学上の根拠に基づいた低カロリーフードヘの切り替えを勧めています)


*****(中略)*****


フェレットが繊維をほとんど消化できないということは、たいへん重要なポイントです。
フェレットは正真正銘の肉食獣であるうえに、ほかの多くの動物と異なり、消化管がとても短く、繊椎の消化を助ける盲腸もありません。
大腸で栄養と水分をほとんど再吸収しないため、繊維はもちろん、全般的にも栄養の利用効率がよくないのです。たいがいのドライタイプのキャットフードやドックフードには3%以上の繊維が含まれていますから、フェレットに与えると、とても大きな臭い便をします。そのうえ、これらのフードは栄養面での給与試験もおこなわれておらず、フェレットにとって完全食ではありませんから、好ましくはありません。


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