簡単に。
今回は、第一話よりは分かりやすい作り方でしたね。
伊藤くん、かわいいですね…
ヘタレだけど根性出す、っていう役、やっぱり似合いますねぇ。
お師匠さんが妙に軽い所も、実は若いっていうところが出てて、これはこれでありかと。
(ただ、見てるお子さん、三蔵さんが男だって、分かってますかね??それが心配)
孫悟空、相変わらずのハイテンションですね~(^-^;
(時々何言ってるのかわかんないほどに、元気イッパイ…笑)
こうなると、次回以降はウッチャンのキャラをどう立たせるか、がポイントかなあ。
やっぱ、それぞれのキャラが立たないと(はっきりしないと)ドラマって面白くならないから。
それよりも。
今回のゲスト、ミッチーは、期待を裏切らないステキさでした!
いろんな意味で、ミッチーワールド炸裂でしたね☆(笑)
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あまり造詣が深くない私が書くのも僭越なんですが、自分で振り返る意味で、以下、実際の三蔵さんが天竺へ行った時の様子…というものを聞きかじったメモです。
実際の三蔵さんは、26歳くらい(だったと思う)で、一人で天竺(インド付近)へ行った訳ですが。
当時、中国の仏教は色んな派閥があって、色んなことを言うエライお坊さんがいて、『本当に正しい教えを知るのだ~!』という志で、禁を破って旅に出たのです。
(当時、勝手に国外へ出ることは許されなかった)
で、砂漠やら疫病やら山賊やらにもめげず、妖怪のお供は勿論いないまま、徒歩で(たぶん)インドくんだりまで行ったんですよね。
すごい根性&体力だと思います。
3~5年かけて天竺へ行った後、やっぱり5年くらいかけて、ひたすらサンスクリット語(だったと思う)のお経を写経して、その勉強っぷりが認められて、天竺の王様が象とお供をつけて帰国させてくれた訳です。
5年も毎日毎日、大真面目に写経したのだから、象でもないと、とても運べない量だったんですね。
当時はコピーとかないですから、『お経を頂いて帰る』とは、自分で写して帰るしかない訳ですよ。
帰りの道は、なんと9年くらいかかったのだとか。
…象さん、そんなに足は早くないですからねぇ…
そんで、帰国したら当然、禁を破ったのだから、罰せられたり投獄…というのが普通なんですが、そこは数千年の歴史、大国中国、とても合理的。
役に立つ勉強やお経を修めてきた三蔵さんのために、塔まで経てちゃって、その後の研究のための環境を整えてあげちゃったわけです。
で、帰国した三蔵さんは、そこでひたすら、持ち帰ったサンスクリット語(たぶん)のお経を、中国の言葉に翻訳する…というようなお仕事をして過ごしたということです。
そのお経を全て翻訳し終わったのは、亡くなる1ヶ月くらい前だったとか。
本当に、一生をかけて仏教を研究して暮らしたんですね。
究極の『仏教おたく』と言えるんじゃないでしょうか。 素晴らしい。
どんなジャンルでも、その道を極めるためには、オタクでなければならないと思うのです。
…なにもそこまでしなくてもいいんじゃないかという気がしないでもないですが、そういう人がいたからこそ、飛躍的に中国の仏教研究が進んだんでしょうね。
昔の人の『探求』って、まさに命がけ、気合と根性が違うと思います。
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