世界フィギュアファイナルで、浅田真央選手が1位になった。

15歳、すごいと思う。


天才。 


たしかにそうだけど、ものすごく努力もしたんでしょうね。


15歳の若さと勢い、まだ世間に対する欲もそれほど無い状態だから、できたことなのかもしれない。

なによりも、彼女の周囲の人たちの躾に応えて、素直に成長したんじゃないかな、と思える可愛らしい言動が、また、大人たちには心地いい。


最近の若い子は、みんな綺麗だけれど、その代表みたいな。


彼女は、人を惹きつける何かがある。

小さな顔、すらりとした肢体、柔らかい体。

あどけない、まだ少女の自然な笑顔。

綺麗な目をしている。


実は私は、女王イリーナ・スルツカヤさんの密かなファンなんですが、彼女も彼女らしい、堂々とした完璧な演技を見せたと思う。


見事なキレの完成された技と大人の女性の雰囲気、素晴らしい表現力、スピード感。

スルツカヤさんの魅力を遺憾なく発揮した演技でした。


少女の可愛らしさ、無垢な演技とは、また違った、スルツカヤさんにしかできないもの。


二人の演技は、見ていてとても気持ちのいいものだった。


完成された女王と、これからもっと成長するであろう少女。 

ある意味とても対照的な二人を同時に見る事ができて、とても満足の大会でした。


あらためて、おめでとう、真央ちゃん。