TBテーマとして、「ペットにかかるお金」というものがありました。
まさに、近代日本を象徴する現象のひとつ、「ペットブーム」。
そんな風潮をふまえての、テーマなのでしょう。
昔ならば、犬猫なんて、その辺に野良でウヨウヨ歩いていたし、病院なんて、一度も行かずに天寿(?)を全うするコも多かったんじゃないかと思います。
ところが、ですな。
昨今のペットはそうはいかない。
勿論、野良のコを保護してペットにする場合があるのは、今でも変わらない。
けれどその数は、昔に比べるとずっと少ないと思う。
野良自体が減ってきたと言う問題は、テーマからずれる上にナーバスな問題なので、また別の機会に譲るとして…
メジャーどころの犬猫さまも、随分色々な品種がペットショップで売られるようになっています。
中には舌を噛みそうな複雑な名前の品種も珍しくありません。
相当な猫好きの方に、「ペルシャ猫」なんて言ったら叱られますのよ、奥様。(…って、ドコにいんだ、おくさま? ※ちなみに、全くの余談ですが、私も猫は大好きですが、詳しくはないんで…ターキッシュ・アンゴラとか何とか言うらしいですね…よく知りませんが)
…というわけで、とりあえず、自分の場合をつらつらと考えてみたいと思います。
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そんな動物自身が、まずはお金がかかる。(全くかからない場合も勿論あるけど)
中古の自動車なんかメじゃない値段がついちゃってるのなんか、珍しくもない。
新車だって、かなりいいクラスのものが買えるような値段も、増えてきましたね。
ちょっと人気で個体数の少ない種類だと、50万だの100万だの…
(私の愛する鳥たちのような、体の小さいものでも、ちょっと珍しいものだとすぐ数十万円クラスになってしまいます。)
値段で、その子自身の価値が変わるなんて、微塵も思わないけれど…
★ニケ(オカメインコ) ¥15,000- ('91当時)
★nap(フェレット) ¥0- (拾われたのを里子に貰ってきたため)
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また、ペットに対する人間の認識も大きく変わって来ています。
ペット、という言葉さえ「コンパニオンアニマル」と言い直され、家族または家族以上に「大切」に扱われるようになってきました。
「大切」の認識差も、これまた千差万別ですが…多少の事にかかるお金の金額に糸目をつけなくなっている、という傾向はあると思います。
私の場合でいえば、ペット用フードなどがそうですね。
「より、品質のいいものを」
「より、動物が好むものを」
…これは、「飼ったからには、元気で幸せに長生きをしてほしい」という、「親心」に他ならないわけです。
ちなみに、「おやつ」も含む食べ物に関して、嗜好性より品質が優先されるのは勿論ですが、これらどちらかのみを追求するのではなく、両方を兼ね備えている物が一番であるのは言うまでもありません。
また、動物が好むからといって、人間の食べ物は、基本的に私は与えたくないです。
その動物用…といわれても、やはり「良くない」とされているもの(フェレットで言えばドライフルーツなど)は知った時点から、与えないようにしています。
★ニケ(オカメインコ) ¥3,000 ~5,000-(1ヶ月平均・おやつ含む)
★nap(フェレット) ¥4,000 ~6,000-(1ヶ月平均・おやつ含む)
はっきり言って、人間(私)より値段的に良いもん食べてるんじゃないか…と思う時があります。
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ペットの健康を維持するための費用、というものもありますね。
サプリメント や 医療費 (動物保険を含む)です。
色々な研究も進んできて、サプリ商品も増えてくるし、医療技術も発達してきました。
自分に出来る限りの事をしてあげたいと思うのが人情というものです。
サプリメントは、私はあまり使わない方だと思います。
続けていたらよさそうなものと、何か調子が悪い時に一時的に摂取した方が良いものというのがあると思うので。。。まだまだ勉強は必要だと思いますけれど。
サプリ
★ニケ(オカメインコ) ¥300 ~500-(1ヶ月平均)
★nap(フェレット) ¥1,000 ~2,000-(1ヶ月平均)
医療費
★ニケ(オカメインコ) ¥1,500 ~3,000- (定期健診・風邪程度の治療の1回の値段)
★nap(フェレット) ¥1,800 ~6,000- (定期健診・風邪程度の治療の1回の値段)
※フェレットの場合、これに月1回のフィラリア予防(5月~12月)と、ジステンパーの予防(年1回)の予防接種は必須。
高齢になるとかかりやすい病気が多く、手術が必要な場合には、数十万円などかかる場合も覚悟が必要…
動物保険
★ニケ(オカメインコ) ¥0-(掛けてない)
★nap(フェレット) ¥1,800~1,900-(年齢により加算されていく)
また、意外に気が付かないのが、電気代。
動物は、人間ほど汗をかけないので(フェレットや鳥は全くかかない)、エアコンや扇風機、オイルヒーターなどに頼らないといけません。
これは、本来住んでいるべき気候ではない日本で暮らさせているという事を考えたら、仕方がないことなのです。
とはいえ、うちの子たちは、ほぼ人間が快適と思える気温内で過ごしてくれるので、たいして極端な温度設定はしなくて良いです。
人間不在時にも安全に温度管理をするためにエアコンやオイルヒーターという、若干(?)電気代がかかる
器具を使用しないといけないので、それにかかるという話。
ちなみに、彼らをお迎えしてから上がった一ヶ月の電気代は以下の通り。
★ニケ(オカメインコ) ¥20,000-(冬、主にオイルヒーター)
★nap(フェレット) ¥15,000-(夏、主にエアコン)
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安全に暮らしてもらうために、ケージ(カゴ)は必要だと私は考えています。
また、餌入れやフェレットのハンモックやトイレ、鳥用ヒーターなど、こまごましたお世話グッズも、お迎えする時は必要です。
とりあえず、お迎えの時に用意した物の値段の合計は…(どちらもうろ覚え)
★ニケ(オカメインコ) ¥20,000~30,000- (’91当時)
★nap(フェレット) ¥50,000~60,000- (’04当時)
ケージの値段で、ここは大きく変わってくると思います。
その他にも、オモチャやフェレット用ハーネスやペット用シーツ、鳥用お掃除グッズ、獣医に連れて行くためのキャリーケースなど、目につかないコマゴマしたグッズのお金が、どんどん飛んで行きます。
ちなみに、nap(なつこ)などは、キャリーケースをハードタイプ1個、ソフトタイプ2個(現在)持っていますが、1個あたりの平均は、1万円を超えています。(一番高いのは、17000円(税別))
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思い付くまま適当に(金額も…)書いてみましたが…(まとまりがなくてすみません)
案外かかってないじゃん …と、思うのと同時に、 何で使ってないと思っていたのにお金が足りないのか という事も分かったような気がします。(相反する意見ですが…)
動物を飼う、ということは、命をあずかる、ということ。
それを考えたら、安いもの。
…だけど、貧乏人には、かなりつらいこともある、というのも現実だな、と思います。
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