またもやアメブロトレンドのお題 である。
今回は【 見て見ぬフリをしてしまったこと 】だそうで。
もちろん、毎回このお題に答えているわけではなく、自分が答えられそうなものだけなのだが、ネタぎれや、ちょっとした時に役立つのは確かである。
で、今回のお題。 本当に「ちょっとしたこと」ばかりなので、簡単に列挙してみる。
★真剣に話している相手の顔を見ると、鼻毛が出ていた。
これは、辛い。 笑うわけにもいかない。
友だちなどと軽~い話をしている時なら、冗談めかして言ったり、こそっと教えてあげることもできる。
夫婦など、気の置けない関係なら、すぐに注意もできるだろう。
…だけど…
そういうわけで、私は外出するとき、なるべく身支度チェックをしてから出かけるようにしている。
(なるべくじゃなく毎回しろという話もありますね・爆)
類似に「かつらがありありと分かった時」 などもあります。 いじましいところに涙をさそわれます…
★お葬式の代表挨拶などでの言い間違いやカミなど。また、思わずコケたり、手順をミスしたのを目撃。
これこそ、何も言えない。 ツッコミなど言語道断である。
某お葬式本(実話を基にした漫画)で、「やすひこくん」(故人の息子さんの名前)というところを、「やす こひ くん」と言った方がいて、遺族たちは思わずウケてしまい、忍び笑いをしてしまったけれど、それは傍から見ると泣いているように見えた…というシーンがあった。
なるほど、そういう手もありか。
ちなみに、私は高校生の時、親族の陰謀(遠慮しあった結果負けた)で、お坊さんの真後ろという一等席に座らされ、身動きも足を崩す事もできず、足がしびれてしまい、立たなければならなくなったときに完全に麻痺しており、足の甲が下になったまま立ってしまい派手にコケ、おまけに思いっきりくじいてしまった事があります。
勿論、みんな助けてくれましたが、その後1ヵ月半足を固定されたまま病院通いをしたのでした…おばあちゃんとの想い出の一番最後に、えらい目にあったもんです。
★いけすかない相手のブラウスの後ろが、スカートから出ていた。
これは復讐じゃありません。 黙ってただけです。
スカした職場(議員などが頻繁に出入りしている)に配属されていた頃、やたらお高くとまっている意地悪な勘違い女がいたのです。
ブランド服に身を包み(服装は自由なので)、気取りまくっていたのに、気の毒ですね。
しかもよりによって、その女性が密かに(と、本人だけが思っている)狙っている相手に会う日に。
もちろん、その相手にもばっちり見られましたよ。 ええ。
下手に注意したら、色々逆切れされてガミガミいわれるのは分かっていたし(ちょっと上席の人だった)、やっぱり黙っているのが一番でしょう。
しかしその後、トイレから出てきたとき、スカートの裾がパンツに入っていたこともあったので、案外そそっかしい人なのかもしれません。
★休日買い物に出ていたら、苦手な上司が同じ店にいた。
より遠目に気づいた者勝ち。 庶民として、当然の行動だと思いますが…
気づかなかったフリをして、思いっきり反対方向に逃げました。
だってその人、何だか自分が好かれていると勘違いしてやたら近づいてきたり、肩に触ったり、はっきり言ってウザったかったんですよね。 息も臭かったし、油っぽかったし、人のものは盗るし(筆記具やお菓子など、せこいもんですが)、しつこいしやらしいし仕事もできなかったし…e.t.c...
奥さんといたみたいで、大量の荷物持ちして、へこへこしていましたから、声を掛けたほうが効果的だったのかもしれませんけど、接触したくなかったというのが正直な所です。
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…なんだか列挙していて情けなくなりましたね。
この前のお題、自分はなんてせこい人間なんだと思った話にも通じるものがありますね、今気づきましたけど。
ええ、私とっても卑小な人間ですから、せこいですとも。 庶民ですもの、せこくないとやっていけません。
(←開き直ってどーするよ。)
『見てみぬフリ』 というものは、時として相手を慮って(おもんぱかって)あげる行動にもなり、また時として自らを防衛する手段にもなるわけですね。
ということは、相手を、みずからを「思いやる」行動とも言えなくもないですね。
美しい人間の思いやり、社会の美徳、『見て見ぬフリ』
社会活動には、なくてはならない行動なのだと改めて認識した次第です。
(激注: 自己弁護しているのではありません☆)