先ほど、テレビ『奇跡体験・アンビリーバボー』で、盲目の画家・リサさんの事を知った。


盲目であるのに、何故絵を? と思ったが、それは同情や蔑みに対する挑戦のようなものだったらしい。


そんな彼女の絵は、鮮やかで、躍動感があって、かつ抽象ではなく印象的なものだった。

そして、どこか暖かく、彼女の明るい人となりを感じさせるような、希望に満ちた感じにあふれていた。


生きる強さ。


そんなものが、感じられた。


「自分では見えないから、上手いか下手か考えずに描ける」


彼女はそう言った。

その言葉は、きっと「自分の想いを、写実性にとらわれずに素直に表せる」ということにもつながっているのかもしれない。


彼女の絵は、素直に上手だし、それ以上に「強さ」 「いのち輝き」 を感じる事ができるのだと思う。


MCの所ジョージさんも言っていたけれど、「人間には、色んな才能が眠っている」ということを、彼女は証明して見せている。


「できない」なんて、最初から言っていてはいけない。


まず、諦めずに実現のために努力する事。


その結果が、たとえ最初に求めていたものとは違ったとしても、それはきっと、自分にとって大切な何かを生み出しているに違いないと思う。


そう思えた番組でした。