BUCK-TICK以外の曲で、久しぶりに衝撃を受けた曲があります。
それは「女王蜂」というバンドの“鉄壁”。
遡ること半年前。
とある情報番組で「女王蜂」が生演奏したのを偶然見たのですが、(普通はお仕事で見られない時間帯なので、お休みをとっていた日だったのか、どうして見ることができたのかは忘れましたが)
その番組には不似合いな、派手な出で立ちの3人組に、初めは「なんだ、なんだ?」と軽い好奇心でそのまま見ていると
演奏が始まってからは画面から目が離せなくなり、涙がぼろぼろこぼれてきました。
胸の奥の心の弱い部分を、ぎゅっと掴まれて息ができなくなるような感じでしょうか。
気がついたらただ画面を見つめていました。
他者への祈りの詩のようでもあり、自分自身へ向けた許しの曲のようでもあり。
最近、世の中ではとても哀しいニュースが多くてこの曲の一節を思い出したりもするのですが、
私としては、やはり自分自身が辛いとき、哀しいとき、自分を慰めたいとき、許したいとき、受け入れたいとき、アタマをからっぽにしたいとき、
そんな時に心を寄りかからせてもらっています。
リンクを貼らせてもらいますので、
もしお時間を頂けるなら、どうぞ歌詞を読みながら聴いてみて下さい。
歌詞のみが映し出されるPVになっています。
▼「女王蜂」 “鉄壁”▼
「あたしが愛した全てのものに
どうか不幸が訪れませんように」
~女王蜂 “鉄壁”より~
自分のことさえ持て余してるのに
大層なことは言えないし、できないですが、
このブログを通して知り合った方を含め、
私がかかわった方達すべてに不幸が訪れませんように。
こういうメッセージ的なことを書いたり、自分を出したりするのも苦手なんですが、
もしかしたら、この曲で誰かの気持ちが少し楽になることもあるかな、と思って書いてみました。
「女王蜂」は、数年前に公開された「森山未來」さん主演の映画、「モテキ」にも使われ、
「女王蜂」も本人役で出演して話題になったそうなので、
ご存知の方も多いかもしれませんね。
メンバーの脱退、加入が何度かあり、活動休止などを経て、現在は四人で活動しているみたいです。
リンクは、PVより情報番組で歌っていた映像があればよかったのですが、見つけきれませんでした。
あの演奏は、本当に素晴らしかったんです。
音源も素晴らしいけど、ライブでこそ感じることがきっとある。
ライブに行ってみたいと思ったバンドでした。
…とまあ、いろいろ書きましたが
いや~、シリアスは苦手だわ!


