子育てをしてみて
子どもにとって水というものが
どれだけ必要なものなのか今
ひしひしと感じています
もちろん水は
大人にも大切です
阪神大震災を経験した時も
何が手に入らなくて困ったって
ダントツ1番は水でした
ただライフラインとして
水が大切ということとは別に
子どもにとって水は
いろんな原動力になっている
と感じています
土に水を混ぜて
泥だんごにしたり
水に葉っぱとお花を浮かべたり
色水があると黙々と遊べたり
雨が降ると生き生きとして
水に紙をつけて溶かしたり
水が氷になると喜んで
水が湯気になると驚いて
娘たちが
新しい紙粘土が固いと言って
水を付け足して柔らかくして
使っている姿を見たとき
私が子どもの時よりずっと
水を使い慣れているな
と思いました
水を付け足すと柔らかくなって
絞ったり干したりすると
固くなって
火にかけると
ドロドロになったり
冷やすと固まったり
そういった
水×何か
の変化を肌で感じる体験が
子どもの頃に
どれだけ体験できるか
それは命を守ることに
つながる大切なことのような
気がします
次女が
『シャツを着たままお風呂に入ってみたい』
と言い出しました
頭の固い私は
なんでお風呂にシャツを着て
入るの!?
衛生的にどうなの?
シャツが水でのびちゃうよね?
洗うのは明日の朝だから
くさくなっちゃう!
と一瞬躊躇しましたが
まてよ
シャツを着てお風呂に入ったら
水の重さを肌で感じることが
できるんじゃないの?
シャツなんてたかがしれている
命は計り知れない
と思い直し
どうぞ〜と言ったところ
2週間程シャツのまま
お風呂に入るという
恐ろしいブームが
姉妹に訪れました
でも無事終わりました
梅雨明けて
夏休みになったら思い切って
服のままお風呂にダイブ!
してみようかな?
これから夏なると
水と関わることも増えてきます
そんな時に
服を着たまま水につかると
重たくなる
思った通りに動けない
という経験が
役に立つこともあるかもしれません
水は大事で貴重
もったいない使い方は良くない
その反面
子どもたちには
思い切り水を使った
遊びをして欲しい
その両面をうまく
伝えていけたらいいな
と思います
