以前も書きましたが、義母には2人の姉がいます。

20歳位歳が離れていて、2人とも認知症でそれぞれ専門施設に入居していました。

どちらも80歳代後半。


その姉の娘から結婚祝いをいただいたので、挨拶に行こうと突然言い出し…
(完全に思いつきです)


週末に行く事になりましたが、夫は仕事だったので私が運転手。義母、義姉、私の3人で無気力


けっこう遠いので、運転手が欲しかっただけのような気もしますが…
おまけに順番に2人ともに会いに行くと。



義母も数年会っていないらしく、行きの車の中で、今まで腐るほど聞いた昔話を初めてのように話し…

これ、なんかの病気ですか??


まずは一番上の姉の所へ。

義母の姉とは、どんな人なんだろうと思っていたら、義母と真逆で、痩せていて小さく優しい表情のお婆さん。イスにちょこんと座っていて、


義母
「姉さん、わかるかい、私だよ!」


声がデカすぎるピリピリ


姉「う〜ん、誰だったかねぇ。」

すると義母
「もう何年も前から私の事もわかんないんだわ。」


えっ?じゃあ、私来なくていいんじゃない?


義母が一方的に、自分の話や昔の話、息子が結婚した話、そして私が嫁だと、とにかく喋りっぱなし


姉、ずっとポカーン…


義母が気が済むまで喋ったら、じゃあ帰ろうと。



次の姉の所まで車で1時間近く。

またずっと喋りっぱなし汗うさぎ

次の姉は甘い物が好きだから、途中で何か買って行くと言い、和菓子の詰め合わせを買い、当然のように私が支払い…いいんですけどね


やっと着くと


なんと


義母の背の高いバージョンポーン


さっきの姉とは全く違い、顔が怖いゲッソリ
何か気に入らないような表情…


義母、同じように
「姉さん、わかるかい、私だよ!」



すると義母より大きな声で
「だれ、あんた、知らない」


なに、この状況…私いる?


義母が
「姉さん、甘いもの好きでしょ。買ってきたよ、ほら、色々入っているから」と言うも



「さっきからうるさい。
なんなの、あんた、誰!」


間違いない…義母と同じ血が流れている



それでも負けじと昔話などを喋り続ける義母


すると
「うるさいって。
帰れ、帰れ、なにこの人」

とめちゃくちゃ怒って…


2人で大声なので、職員の方が様子を見に来ると
「いつもこんな感じなんですよ。
それと糖尿病があるので、差し入れは控えて下さい。」


危なかった…こんな甘い物、食べてたら大変アセアセ



義母
「じゃあね、姉さん、身体大事にね」と言って帰ろうとすると



「誰あれ、本当にうるさい人だわ。うるさい人大っ嫌い!」


これは義母の未来でしょうか…チーン
2人とも十分うるさいですが…


車に戻ると、
「あの姉さん、昔から気の強い人なの。だから私あまり好きじゃないのよ。」


あなたにそっくりでしたけど凝視



「でも2人の姉さんに久々に会えたから良かった。やっぱり車だといいわ〜、ここ遠いから来るの大変なのよ。」


確かに久々に会えて良かったと思いますが…


私はひたすら運転し、


挨拶するどころか、義母の事も覚えていないのに連れられ


義母が同じ空間に2人いるという恐怖体験ゲッソリ


もしかして、歳をとるごとにパワーアップする遺伝子の持ち主なのかと想像し、お先真っ暗真顔


義母、義姉を家まで送り
「この和菓子、私もらうから。じゃあ、またね。」



またねじゃないわ


二度と誘わないで下さい。
怖すぎです魂魂


遺伝って怖いと思った話でした…もやもや


読んで下さりありがとうございますおねがい



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