前回は下品な記事で申し訳ありませんでしたお願い

書くか迷ったのですが、本当に言った事なのでそのまま書かせていただきました。



母は衣装選びが終わり、翌日に帰りました。


帰る前に何度も夫に
「娘の事、よろしくお願いします」と。

駅のホームまで見送りましたが、やっぱり涙が出てしまいました。


義母からの下品な電話の後、その事についてはあまり触れませんでしたが、相当心配して帰ったと思います。その母の気持ちを想うと、申し訳なくて涙が溢れてしまいました泣泣泣



それから少しして、写真撮影の日です。


その前に少し母の話をさせていただきますおねがい


母はお花が大好きだという話は以前の記事で書きましたが、手先がとても器用で編み物、縫い物、細かい作業が昔から好きでした照れ


小さい頃は、冬は色違いで私と兄のセーターやマフラー、帽子を編んでくれ、レース編みも大好きだったので、家の中には母が編んだものがたくさんありました。


陶芸教室に通って、家族分のお茶碗や色々なお皿も作っていました。釜に入れる時に母が作ったという目印が入っているお皿は、結婚する時に持ってきて今でも使っていますおねがい


そして一番大好きで長くやっていたのは、アートフラワーです赤薔薇

私が小学生から中学生の時に教室に通っていました。

家でもやっていたので、よく覚えています。


一枚の布に型紙で一つ一つ花びらや葉っぱの形を書き、切り取り、コテで模様や形を整え、針金をつけ、ボンドで付けていく、とっても細かい作業です。

母が作ったアートフラワーも家の中に色々と飾ってありましたピンク薔薇
ビロード生地で作ったバラだったり、小さなピンクの可愛い花だったり照れ


そして、私が結婚する時に…とウエディングブーケを作ってくれました。
まだ私が中学生の頃です。


可愛らしくて、毎年花壇にも咲いていた母が好きなマーガレットのブーケですラブラブ


花びらを一枚ずつ、型を取り、切り…
本当に本当に細かい作業で、時間もかかったと思います。

母は私にはウエディングブーケだとは言わないで作っていたので、出来上がってから聞いた私は本当に嬉しくて嬉しくて、結婚する時は必ずこのブーケを持つと決めていましたピンクハート

新郎用のコサージュも一緒に作ってありました。
専用のケースに入れて、大事に保管していました。


私の宝物ですハート


今でも大切にしています。


結婚写真を撮ると決めた時に送ってもらっていました。



作ってから15年位経っていたので、母は「今は素敵なのがたくさんあるから、いいんだよ。こんな古いのって言われたらイヤでしょ。」と義母の事を気にしていました。



でも私は絶対に持つと決めていました。



世界にひとつしかない私だけのブーケキラキラ


母が私のためにと、お嫁にいく時の私を想像しながら、たくさんの想いを込めて作ったブーケハート




義母には事前に言ってありました。


母が作ってくれたブーケがあるので、それを撮影当日持って行くと。


その時は「そうなんだね」と普通に言ってましたが…



写真撮影の日、ケースに入れたまま大事に持って行くと、何も言いません。

まるで見えていないかのように、完全無視です。




まずは和装の撮影から始まりました。


「さすがだわ!やっぱり立派だわ。医者は全然違うね、お姉ちゃん」と私の白無垢はノーコメント



忘れてましたが、義母は美容外科で15万円のヒアルロン酸注射を済ませていたようです。



全く変わってませんがポーン



そして次に洋装の撮影です


夫はタキシード。私はウエディングドレスキラキラ



衣装選びに行った時に、サロンの方へはブーケは母が作ってくれたのを持って来る事を伝えていました。



ドレスに着替え、髪型も洋装に変えて準備ができたところで、担当の方が母のブーケを持って来てくれました。



すると




義母

「それダメダメ。そんな古くさいの持って来なくていい!きちんとしたの持って来て。あるでしょ、素敵なやつ。」



担当の方が私に

「えっ?どうします?でもこのブーケの予定ですよね。」と。




「はい、そうです。このブーケです。」


と私が言うと



義母

「いいから違うの持って来なさい!

それは嫁1人で持って、撮りたかったら1人で撮ればいいから。」




ウエディングドレス着て、こんな事言われるなんて誰が思います?



最初から気に入らないのに、母が先にマンションのお風呂に入った事で、怒りが増したのか、完全に拒絶ですプンプン




夫が「何言ってるの!特別な物なんだから!」



と言うも



義母

「見たくないわ、そんなの。

なんで医者がそんなチンケな花と写真撮らないとダメなの!」



さすがに担当の方が

「じゃあ、まず違うブーケで撮りましょう。その後にこちらのブーケで撮影しましょう。」と。



衣装に合うブーケをすぐに持ってきてくれました。


色々な花が混ざったブーケです。



義母は、「そのお花ステキね。やっぱり全然違うわ。こうでなくっちゃ。」と満足そうむかつき



そして、次に母のブーケに持ち替えようとすると、



「嫁1人でいいから。息子は撮らなくていいから。

私達関係ないから出て待ってるわ。」



と撮影室から出て行ってムキー



夫は義母への怒りを必死に抑えて

「きちんと撮ろう。大事な写真なんだから。

あっちは放っておいていいから。」と。




母のブーケをやっと持つと、なんだか温かいものが伝わってくる感じがして…



夫も母の作ったコサージュを胸に付けて




本当に本当に幸せな時間でした照れ




長くなってしまいましたので、続きは次回に書きます。



読んで下さりありがとうございますおねがい



イベントバナー