4月には義父の三回忌がありますが、その前に3月のお彼岸があります。
一周忌までは月命日もお参りに来てもらっていたようですが、その後はお盆とお彼岸だけにしたそうです。
彼岸参りはたくさんの檀家を回るため、彼岸入りよりも前から始まります。
義実家のお参り日は平日だったため、夫は仕事ですが、私は行く事になりました
三回忌の前に紹介しようと思ったようです。
義姉は半日仕事を休んで、おりく膳の準備などをするようです。
いつも住職が来ているそうですが、何軒も順番に回るので、だいたい10時〜12時頃になりますという感じで、2時間位の時間幅であらかじめ連絡が来ます。
義母
「10時からって言ってるけど、それより早く来る事もあるから、9時には来てちょうだいね。」と。
前日に供え物を買って準備して、かさばるけど買ったお店の紙袋に入れたまま、まとめずにガサガサと持って行きました。
↓↓こんな事は勘弁ですから
9時頃に義実家に着くと
義母
「早く来たり遅く来たりするんだわ、住職。こっちだって準備あるのに」と不満たっぷりな様子。
確かに準備して待っている方としては時間通りに来てほしいですが、何軒もあちこちにある檀家を回っていたら、遅くなる事があっても仕方ないとは思うのですが…。義実家はお寺からは遠いし、道路状況もありますし…。
でも、できれば早く来てほしい。
だって早く帰りたいから
9時半頃にはおりく膳の準備も終わり、あとは待つだけ。
ずっと義母のどうでもいい自慢話や何度も聞いた話の地獄タイム
来ません…なかなか来ません
地獄タイムもそろそろ限界です
12時になりました。
義母キレ出します
「本当に時間も守れないなんて終わってるわ。こっちの気持ちにもなってほしいわ!」
と言っていると
やっと来ました
もう〜待ってましたよ。地獄タイム終了
住職は遅くなって申し訳ありませんと謝り、私と丁寧に挨拶をして、お参りが始まりました。
終わると義母が住職に
「ちょっとお茶飲んでいってちょうだい」と。
そんな事するから、どんどん時間が遅れるんじゃないですか?
義姉がお茶を準備していると
義母
「あのね、前々から思ってたんだけど、時間を守れないってどういう事なの!」
えっ、誰に何を言い出すの…
義母
「早く来てみたり遅く来てみたり、こっちの準備だってあるんだわ!お姉ちゃんだって午後から仕事に行こうと思ってたのに、完全に遅くなるでしょ!
時間は守りましょうって習わなかったかい?
なんにも難しい事言ってないよ。
時間を守るのは基本中の基本でしょ。
ただ時間を守ってって言ってるだけだよ!
子供でも言えばわかる事なのに
なんでそんな事もできないの
よくそんなので住職やってるね
住職は時間守らなくていいって偉くなった気でいるのかい!」
うそでしょ〜
まるで私が怒られている錯覚に陥るくらい、大声で怒鳴っている…それも住職に…
義姉はお茶を出したあと、台所に行ったまま戻って来ない…ズルい…
まだ40歳位の住職だけど…
私はどんな顔して聞いてればいいのー
本当の地獄タイムはこっちだった…
住職は申し訳ありません、おっしゃる通りです。と何度も頭を深々と下げ謝罪してました…
たぶんこれで20分位経過…
住職は帰る直前まで謝罪し
やっと帰ると
義母
「これでスッキリしたわ。
ずっと説教しようと思ってたの」
ずっと思ってたんなら、今日じゃなくても…
住職に説教って……
逆は知ってますが…仏の教えをわかりやすく話してくれる説教…いい話をしてくれますよね。
頭にきたら相手が誰だろうとかまわず怒鳴るなんて…
言い方ってものがあるでしょ…
説教してやったと気分良さそうな義母…
本当にガッチリ説教するなんて…
私には生きた心地がしない時間でした…
読んで下さりありがとうございます