たぶん義母は、暇さえあれば私に何か文句を言おうと考えているんだろう…にっこり



ある日の電話で突然
「あのね、そういえばなんにも報告がないけど、嫁入り道具は何を持って来たの?」



えっ、嫁入り道具?
そういえば結婚前に母に言われた。
「鏡台と布団、買ってあげるから持って行きなさい」と。
鏡台もいらないし、ベッドあるし布団もいらないし、特に何も考えずに「使わないからいらないよ」と答えた。
母は本当は持って行った方がいいんだよ、と言ったが、本当に必要ないし、必要になったら自分で買えばいいと思って、買ってもらわなかった。




義母に言われた瞬間、母から言われた事を思い出し
「あっ」と思わず言った。


義母は何も持って来てないのを知っている。
わざと電話かけてきたのだむかつき



義母「まず、タンス持って来てるわよね」


私「いいえ…」



義母「持って来てないの?呆れるわ」


「じゃあ、鏡台、布団!これは?どうなの?持ってきたかい?」

すでに怒鳴って言っている。


私「いえ、持って来ていません。」


私の母は持って行くように言った事を話そうとしたら、私の話を遮ぎるように



義母「あんたね、嫁に来る時に持ってくるのが常識なんだよ!
バカにしてるのかい?情けない、あ〜情けない。こんなにバカにされるなんて。あんたにも、あんたの親にもムカムカハッ



また私が母に言われたけど、私が断った事を言おうとしても、言わせる隙を与えない
 



義母「何、あ〜そういう事かい。結納金渡してないから持って来なかったんでしょ。はいはい、わかりました。じゃあ、これから渡すわ。10万渡すわ。



は? もうこれって言いがかりでしょ。10万の結納金でタンス、鏡台、布団を持ってこいと?
ヤクザか…チーンチーン




義母
「でもね、私お金ないから。だってお小遣い減っちゃってね。嫁の入れ知恵だと思うけど、息子も嫁の言いなりなんだから情けないわ。お金ないから私が5万、息子が5万で10万。これでいいかい!


私「いえ、いりません…」


義母「いらないんだね!じゃあ、あんたの実家に言って準備してもらいなさい!こっちは1円も出さないからね!」


どれだけ私を気に入らないんだ?
で、お金がない?ふざけないで下さいよ、ばあさん。いつも10万円以上もする服買って、誰も見てないのに気取っちゃって。
私にはただの超太ったばあさんにしか見えませんけどニヤリ




義母「今すぐ準備させなさい!」


電話が切れた。

私に何も言わせずに…
勝手に喋って怒鳴って…



私が自分で買って用意しても良かったが、本当にタンスも鏡台も必要ない。
悩んだ末、実家の母に電話して、一応布団だけ送ってもらう事にした。
母には義母に言われたとは伝えなかったが、母は気づいていたと思う。


夫が帰ってきてから、電話の話をした。
夫は毎日仕事終わりに義母に電話しているので、すでに知っている様子だった。


私「布団2組、送ってくれる事になったから。タンスと鏡台は本当にいらないから。布団だけね。」


夫「う〜ん、なんか申し訳ない事したな。タンスとかは本当にいらないし、布団も本当はいらないんだけど、形式上って事だな。だから、帰省した時でも振り込みでもいいから、布団にかかった分のお金を、お小遣いとしてお父さん、お母さんに渡しておいで。必ずだよ」と。




義母のお小遣い

夫が医者になってから、毎月10万円渡していた。他にボーナスは半分。旅行に行くとなるとお小遣い、誕生日、母の日、義姉の携帯の料金まで合算して払っていた。

結婚してからは、夫のお小遣いとして10万円渡し、そこから5万円を義母に渡す事にしていた。


義母は年金も月20万円貰っていて、義姉もかなり給料がいいので、生活費も入れてるし、色々と義母に買ってあげていた。
義姉のボーナスが出ると、まるで自分のお金であるかのように、洋服を買いに行くと騒いでいた無気力

でも口にするのは「お父さん生きてる時は年金30万円だったのに、20万円に減っちゃって。もうガッカリ。」と少ないアピールばかり。



母が急いで買いに行き配送の手配をしてくれたので、数日で布団は届いたニコニコ


義母から電話が来た時に伝えると
「あら、そう。私がお嫁に来る時はね、もう親も年とってたから何も持たないで来たけどね」




  だって。




頭の中、どうなってんだ?見たくもないけど…









イベントバナー