鳴門秘帖

9話「姉妹の契り」

 

 徳島城の牢に捕らわれた弦之丞(山本耕史)は

家老・龍耳軒(田村亮)のはからいで脱獄する。

 

【幕府転覆(倒幕)の血判状を印したと噂される阿波.蜂須賀家に代々伝わる鳴門秘帖】

 

 お十夜孫兵衛(袴田吉彦)に拉致された

見返りお綱(野々すみ花)は 孫兵衛の悲惨な過去を知る。

お綱は駆けつけた目明しの万吉(梨本謙次郎)と千絵(早見あかり)、弦之丞の助けで

孫兵衛から鳴門秘帖を奪って逃げ去る。

 

お綱と千絵は、姉妹の名のりをあげ

弦之丞と千絵は再会の喜びで満たされる。

お綱は妹のために弦之丞への思いを断ち切る決心をする。弦之丞たちは、再び孫兵衛と旅川周馬(武田真治)に襲われ、鳴門秘帖を奪い返されてしまう。

 

阿波徳島藩主・蜂須賀重喜(相島一之)に

 弦之丞を牢から逃がしてしまったことを

報告し、謝る龍耳軒。

「愚か者目が!」と扇子を投げつけ怒る

藩主・蜂須賀重喜。

たかが ねずみねずみ一匹…と龍耳軒。

 そのねずみねずみに天童一角(渡辺大)をはじめ何人者の原士たちが斬り殺されたのじゃ!

それもこれも鳴門秘帖なるものが有ったため

この際、鳴門秘帖は無かったことに…と言う龍耳軒に何を言わしゃる!気でも違ったか?

と竹屋三位卿藤原有村(篠井英介)。

 

だまらっしゃい。ここは蜂須賀家の居城

御主君と家臣の話に口を挟まれるでない!と

ぴしゃりと叱る龍耳軒。ニヤリ拍手

 

殿の一挙手投足に

蜂須賀家七千有余名の家臣

その家族の首がかかっております。

蜂須賀家は決して殿おひとりのものでは

御座りませんと龍耳軒。

 

 うーんと唸るような表現の藩主.蜂須賀重喜。


殿としての責任!
如何したものか?と葛藤されているのでしょう。キラキラはぁと

 

 *弦之丞と千絵*

*お綱と目明しの万吉 *

 

孫兵衛と周馬は

再び手にした鳴門秘帖を

徳島藩主.蜂須賀重喜の元に届けた。

 

存分に褒美を取らせようぞ!と蜂須賀重喜。

 

うれしそうに鳴門秘帖を眺め

丁重に金庫カギにしまう蜂須賀重喜。ウインクハート

 

 そして

第10話(最終回)「秘帖の行方」

 

公儀の隠密である旅川周馬(武田真治)は

 

徳島城から鳴門秘帖を盗み出す。

 

 

鳴門秘帖を盗まれたことを聞いた龍耳軒が徳島城の庭に座る龍耳軒。

阿波蜂須賀家にとっては吉報。はじめから無かったことにその方が蜂須賀家のため…

 

陰腹(隠れて切腹し諫言すること)したと

 

龍耳軒。

 


なんと言うた今!と驚く蜂須賀重喜。

 

 着物を脱ぎ、腹を見せる龍耳軒。

 

びっくり驚く蜂須賀重喜。

 

大切な筆頭家老.龍耳軒が息を引き取ると

 

「龍耳軒が、龍耳軒が、龍耳軒が~」と

 

えーん泣きわめく蜂須賀重喜。

 

 

 

周馬は鳴門の渦潮を望む土佐泊の港から


大坂に渡ろうとするのだが…

 

弦之丞が追いつき周馬を倒し

 

鳴門秘帖を手に入れる。

 

 

徳島城に忍び込み藩主.蜂須賀重喜と竹屋三位卿(篠井英介)の前に現れる

 

ー弦之丞、お綱、千絵、目明しの万吉ー


 

 

龍耳軒(田村亮)に託された通りに


弦之丞は鳴門秘帖を炎かがり火にいれる。

 


 

 

 

「秘帖が燃える~」とびっくり蜂須賀重喜。

 

 

「おしまいじゃ!おしまいじゃ!」と

 

驚きえーん泣きわめきながら部屋へ走り

 

布団を被るブルブル蜂須賀重喜ブルブル

 

 

 

かがり火から鳴門秘帖を取り出し持って逃げる竹屋三位卿だか…。

 

 

 

お十夜孫兵衛は弦之丞に最後の勝負を挑む。


 お綱を一筋に思う孫兵衛。


ちょっとかわいそうねぐすん


 

 京都初司代.松平左京之介の元に黒焦げの

 

鳴門秘帖を持って訪ねる弦之丞。


 

 

蜂須賀家が御公儀にたてつこうとした証拠にはならず…

 

 

ー阿波徳島城ー

 

蜂須賀家のお家断絶は免れるが

 

蜂須賀重喜は藩政よろしからずと長男に

 

家督を譲る。

 

まだ、32才の若さであった。

 

 

 

 

 

 秋田新田藩から阿波徳島藩の蜂須賀家に

 

養子に入り、バカにされまいと

 

気負い過ぎてしまったのかしら…

 

竹屋三位卿藤原有村に騙されたり

 

ちょっと頼りないお殿様でしたほっこり汗

 

 

 

相島一之さんの頼りない

 

お殿様も好きだわ~ウインクハート

 

 

 

そして弦之丞と千絵はお遍路の道へと…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 猫背後ハートハートハート