皆さまこんにちは
ご機嫌いかがですか?
昨日は、東京駅で開かてれいる、「ジャン=ミシェル・フォロン展」に行ってきました。
展覧会に行くと、毎回思うのですが、
有名な一枚の絵から受ける印象と、沢山の絵とその時代背景から受ける印象とは、だいぶ違う感じがします。
彼の絵は、空想の世界を表現したものでしたが、
第二次世界大戦後の社会の問題を絵として表現したものが何点か飾られていました。
社会の不安という心の中を絵として表現できるって、凄いことだと思いました。
そして、プリントされた絵と原画では、やはりそこから伝わってくるエネルギーはまったく別のものです。
プリントは本物への道案内として、とても意義のあるもので、私もそれに誘われて今回の展覧会に足を運んだのですが、
本物に触れると、なんというか圧倒的としか言えないようなものを感じてしまいます。
絵も音楽も、その他の人間が時間をかけて生み出した「文化」の中に入るようなものは、大量生産されたものとは違ったエネルギーそのものを放つものだと感じて帰って来ました。
これからの私のテーマは「本物に触れる」かな。となんとなく思います。