【亡国のイージス】DVD鑑賞。
DVD(映画)見ました。
『亡国のイージス 』
日本の戦艦イージスにテロリスト(北朝鮮)が乗り込んで…そんなお話なのですが、キャストがまた真田広之、寺尾聰、中井貴一、佐藤浩市だったりと錚々たるメンバーで話も難しい話って聞いたけど、映画内容は理解出来た。“難しい”って思ったのは、日本とアジア(特に中国、韓国や北朝鮮)との現状の問題もこの映画に練り込まれていて、イロイロと考えさせられた。
“戦争の狭間にある平和”“戦争が無いから平和って言えるのか”とか。
「これから見よう」と思われてる方もいらっしゃったらマズイのでネタバレしない様(してる?)内容的なものは置いておいて。
キタ━━(* ゜∀゜* )━━━!!!!!
メタメタカッコ良過ぎですyo!ど、ど、どうしましょう!!最初は“んん??”って役どころなんですが、軽いどんでん返しにまた素敵さUP。【さとうきび畑の唄】や【バトロワⅡ】、年始にやった【里見八犬伝】に出てて“なんて素敵な俳優さんなんだ”って思ってたら、キタね!
出番少ない役かと思ったけど、映画を見てみてビックリ。結構、重要なキーマン存在。真田さんの次に主役やん。 ・・・ってか本来原作は勝地クンがやってる如月 行役が主役らしいですね。寡黙で戦闘に無茶苦茶強い孤高な存在が妙にハマっていて凄い良かった!伍長役の真田さんと触れ合う事によって少しずつ変化していく如月、そして終りの方の寺尾さんと接触する所がまた目頭熱くなった!
女の子が工作員のジョンヒ1人しか出てない。本当、
男の世界の映画。カッコイイ!
安藤政信…バトロワでも凄かったが、この役も凄い…任務のためなら、って忠誠心が怖かった。ってか、日本的に作ってるのもあるかもしれないけど、やっぱり“国万歳”で自決する彼らが悲しい。“共に生きる”事よりも“相手に恥を晒すなら”という思考(日本も戦時中は「天皇陛下万歳」だったが)、やっぱりこれから先も中国や北朝鮮と交わる事無く、ずっと平行線なのかと思うと虚しいなぁ…
以下、ちょっとネタバレなので以降お気をつけを・・・
工作員・ジョンヒが如月との戦闘で海中でキスするシーン、あれは一瞬「へ?」と思ったけど(+ジェラシー(ヲイ)、あれは相手(如月)の吸った酸素を奪う為っぽいですね。ヨンファへの尊敬が後退してゆき、逆に強い如月へ羨望と強さの尊敬が移った感じ、なんとなく読み取れました。BUT敵…みたいな。それはテロリスト大将のヨンファも如月に抱いていた様な気する。あわよくば、如月を取り込もうって。
あと、ラストらへんの宮津(寺尾 聰)と如月の会話で如月の「許せなかった、親父」に宮津が「悪いのは俺だ、―…すまない」って台詞に泣けた…如月は朦朧とした意識の中で宮津に実の父親の幻を重ね言ってるのだけど、宮津は途中で分かっていて自分の亡くした息子(国家によって抹消された自分の息子)の存在を如月にだぶらせて呟いた台詞なのかって思うとジ~ンときましたyo...
しかし勝地クン、当時まだ18歳とかだったんでつね…凄い役者になりそうだ。人気出そう…。エンドロールが真田、寺尾と来た3人目に名前出てきたもの。凄い俳優になりそうな予感~♪♪
あぁ~、映画見に行ったのにDVDも買ってしまったしw
小説もぶ厚いの上・下巻売ってたので買って読んでみた。。。映画じゃ理解出来なかった部分とかも小説で繋がって「あ~、そういう事だったんか!」って理解できる。そういうところ、映画に取り込んでもらいたかったけど凄い時間量になるな(汗)